第261回 やりたいのに続かない。それ、目標のサイズが大きすぎるだけ!
2026/05/25
やりたいのに続かない。
意志が弱いせいだと思っていませんか?
違います。
目標のサイズが大きすぎるだけです。
私自身、何年もそれに気づかずに悩み続けました。
今日は、その話をします。
「お母さん、また懲りもなく始めるの?どうせ続かないでしょ。」
息子に、そう言われ続けていました。
笑えない。
だって本当のことだから…。
朝の時間を、もっと有効に使いたいって思っていました。
ビジネスの勉強がしたい。
インプットの時間が欲しい。
朝の静かな時間に、自分のために集中できる2時間を作りたい!
それだけのことが、できなかったんです。
何年も、何度も、チャレンジしました。
大げさじゃなく、何百回も。
「よし、明日から朝6時に起きて勉強する!」と決めては、翌朝だけ実行して、翌々日には終わる。
それを延々と繰り返していました。
だんだん、自分に自信が持てなくなっていきました。
こんなこともできない自分って、何なんだろう。
やりたいのに、なんでできないんだろう。
それでもあきらめられなくて、また「明日から!」と言う。
そのたびに息子に呆れられる。
情けなかった。
本当に情けなかったんです!
なぜか英語だけは続いていた
でも、ひとつだけ続いていたことがありました。
朝の英語の勉強。
アプリで毎日、2年以上続けていました。
なぜ英語だけ続いたのか。
布団の中でできたから。
それだけです。
目が覚めたら、起き上がらずそのままスマホを開いてアプリで勉強する。
これは苦なくできていました。
でも、起き上がって、トイレに行って、顔を洗って、机に向かって1時間。
これが、どうしてもできなかった。
その違いに、ある日気がつきました。
目標が間違っていた
「机に向かって1時間勉強する。」これが目標だったから、続かなかったんです。
英語が続いたのは、目標のハードルが限りなく低かったから。
布団の中で、目を開けたままでできたから。
じゃあ、朝の勉強も同じにしたらいい!→目標を変えました。
「朝6時に起きて、トイレに行って、顔洗って水を飲む。」
たったそれだけ。
それができたら大成功、花丸。
いえ〜い!
机に向かうことも、勉強することも、目標から全部外しました。
翌朝、あっさりできました。
しかも、その次の日も。
その次の日も。
何の気負いもなく、自然と起き上がれる。
そしてトイレに行って水を飲んだら、自然と机に向かっている。
机に向かったら、流れるように、英語をやって、呼吸して、ストレッチして、ビジネスの勉強をする。
このルーティン、流れを決めておいたのです。
何も考えずにやることが決まっている。
だから、起き上がってトイレ行って水さえ飲めば、もう苦なくできちゃう!
朝の黄金2時間が完成し、もうしないと気持ち悪いってくらいの習慣化に成功しました。
目標は『起きてトイレ行って水を飲む。』たったそれだけ!
息子に、「えっへん!」と自慢できました。
もし、リーダーである自分自身が続かなくて悩んでいるなら
歯磨きの習慣は、気合いなしにできますよね。
苦もなく、毎日できる。
苦なくできることを目標にする。
たったそれだけで、何年もできなかったことが自然とできるようになる。
「やりたいのにできない。」と自分にがっかりしているリーダーの方、ぜひ試してみてください。
目標が高すぎるだけかもしれません。
恥ずかしいくらい小さくしていい。
そこから始めたら、きっと変わります。
もし、部下が「どうせ続かない」と悩んでいたら
実は、これは自分だけの話ではありません。
「目標を立てても続かない。」
「3日坊主で自信をなくしている。」
そんな部下やメンバーがいたら、ぜひこの話をしてあげてください。
続かないのは、意志が弱いからじゃない。
目標のサイズが大きすぎるだけ。
驚くほど小さな一歩を目標にする。
それだけで、動き出せる人がいます。
リーダーからのそのひと言が、誰かの「やりたいのにできない。」を解放するきっかけになるかもしれません。