これまで数多くのプロ野球選手を輩出してきた智弁和歌山高校。
現在監督を務めているのは同校OBであり、高校卒業後、
ドラフト1位で阪神タイガースに捕手として入団した中谷仁さんです。
中谷さんは高校時代、キャプテンとして、4番打者として、捕手として、
チームの中心選手となり、全国制覇を果たしています。
その後ドラフト1位で指名され、大きな期待を背負って入団したものの、
同僚選手の投げたものが目に当たったことで視力低下となり、
満足のいくプロ野球生活を送れなかった方です。
プロ引退後、母校の監督としてチームを率い、
全国屈指の強豪校をしっかりと引き継ぎ、さらに強化している監督です。
ご自身が高卒プロ入団した経験のある中谷監督。
その下へ優秀な選手が集まり、甲子園、そしてプロを目指して練習に励んでいます。
監督就任後も5人の選手が高校卒業後、プロ野球の世界に入団しました。
その5人の選手の入団後や、ご自身の経験を踏まえ、
現在は、高校卒業後、すぐでのプロ入団に少し懸念を抱いているとのことでした。
中谷監督がおっしゃるには、
高校時代は極端な話をすると指示された内容の練習をするもの。
自分で考えなくてもよく、実は楽なことが多い。
一方で大学やプロに入ると、個人に任せられる時間が圧倒的に増える。
自由な時間が多い中で、いかにバランスを保って自信に負荷をかけるか。
周囲が遊んでいるのを横目に見ながら、いかに律し練習に励み、自分を高められるか。
この自分で考え、時間を有意義に使うことを大学の4年間でしっかり体得した選手は、
プロでも成功しやすいのではないか、とのことです。
仕事においても同様のことが言えます。
いかに自身を管理し、成長に目を向けて自分を高め続けられるか。
手を抜こうと思えば抜き放題の社会人。
自ら考え、自らを律し、努力を続けられる方が成長をし、
成功に近づいていると常々思います。
個人に任せられる時間をいかに使うか。
中谷監督のインタビュー記事を読んで改めて感じることができました。