本日は、「クミンの日」。
といっても、東京23区に住んでいる人とは関係ありません。
区民(笑)。
「9(ク)30(ミン)」の語呂合わせから、香辛料「クミン」の魅力を広めるためにハウス食品株式会社が9月30日を記念日として制定しました。
クミンは、セリ科クミン属に属する一年生草本でエジプト原産のスパイスです。
高さは20cm~40cmほどで、細い茎からは鋭く尖った葉がたくさん生えています。
スパイスに使われるのは種子(クミン・シード)で、長さ5mm、幅1.5mmぐらいのサイズです。種皮は淡黄色をしています。
料理の味つけに使うのはもちろんのこと、油で炒めて香りを出すという使い方もされています。
また、国によって呼び方が異なる植物で、日本では「ウマゼリ」インドでは「ジーラ」
とも呼ばれています。
カレーの香りの中心として知られ、独特のエスニックな芳香と、やや苦味のある風味が特徴です。
クミンの効能には、消化促進、抗菌作用、抗炎症作用、免疫力向上、抗酸化作用、貧血予防、美肌効果、リラックス効果などが挙げられます。
これらは消化酵素の分泌を促す作用や、体内の炎症を抑える作用、体内の水分バランスを整える作用、活性酸素から体を守る作用、鉄分が豊富であること、美肌やストレス軽減に役立つ成分が含まれていることなど、様々なメカニズムに基づいています。
私はカレーをクミンライス(ジーラライス)で食べるのが大好きです。
もちろんナンも好きです。
明日から10月。
スパイスで食から体内バランスを整えてみてはいかがでしょうか。