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加倉井 正和

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第220回 YEBISU

2025/02/25

今日、2月25日は『ヱビスの日』。
1890年2月25日にヱビスビールが発売されて『135年』。
サッポロビール株式会社が自社のヱビスビールをより多くの人に知っていただくために制定。

ヱビスビールは、ドイツのビール純粋令に則った戦後初の麦芽100%ビールで、通常の1.5倍の長期熟成をしたビールです。

ここで、会社の起源を少し紹介。

《日本麦酒醸造会社》
1887年 設立
1890年 『恵比寿麦酒』の販売開始

《札幌麦酒株式会社》
1887年 設立
1888年 『札幌ラガービール』の販売開始

《大阪麦酒株式会社》
1889年 設立
1892年 『旭ビール』の製造を開始

《大日本麦酒株式会社》
1906年 日本麦酒、札幌麦酒、大阪麦酒の三社が合併し、大日本麦酒株式会社が誕生

1943年 ビールが配給品となり、ビールの全商標名が廃止
1949年 大日本麦酒株式会社が「日本麦酒株式会社」と「朝日麦酒株式会社」に分割
1964年 日本麦酒株式会社が「サッポロビール株式会社」に社名変更
1971年 「ヱビスビール」が復活

そんなこんなで、復活したヱビスビールですが、その後に大躍進する出来事があります。

1994年からスタートした『ヱビスビールあります。』キャンペーン。
当時、ヱビスビールの人気は定着していましたが「どこにでも置いてあるビールではないだろう」と考える人が多かったとのこと。
そのため「ヱビスビールあります。」のキャッチコピーを飲食店に掲げるキャンペーンを行いました。
味わいはもちろん、ブランドイメージもこだわり続けたヱビスビールの売り上げは、キャンペーンを始めてからの3年間で約2.5倍になり、ヱビスビールは業界で確固たる地位を築くことになりました。

少しの特別感。
消費者からすると大事な要素ですね。

今夜は、「ヱビスビール」で乾杯です!