明日の2月11日は「建国記念の日」。
国民の祝日は、1948(昭和23)年に施行された「国民の祝日に関する法律」で定められます。
「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、1966(昭和41)年に定められました。
ここで言う「建国」とは、初代天皇である神武天皇が即位したとされる日のことです。
旧暦では、紀元前660年1月1日にあたり、新暦では、2月11日になります。
ということで、日本ができた日ではないということです。
そして名称も「建国記念日」ではなく「建国記念の日」となります。
私は、この記事を書くまで「建国記念日」と覚えていました。
(お恥ずかしい限り)
そんな、間違って覚えていることってありませんか。
例えば、「役不足(やくぶそく)」という言葉。
例文:あのプロジェクトのリーダーは、Aさんでは役不足だ。
この場合、『Aさんの力量に対して役目が重すぎること』と思っている人はいませんか?
実際は逆の意味となります。
× 本人の力量に対して役目が重すぎること
○ 本人の力量に対して役目が軽すぎること
役割が重すぎることは、「力不足(ちからぶそく)」という言葉になります。
「役不足」はもともと歌舞伎などの演劇から生まれた言葉です。
演ずる俳優が自分の能力や人気と比較して低い役を与えられて不満を感じている状況を意味しています。
そこから、本人の実力にふさわしくない軽い仕事や役割のことを意味する言葉になりました。
本来の意味を間違えていた場合、大変なことになるかもしれませんね。
都度、情報はアップデートしないとですね!