セミナーで次のような質問をいただきました。
継続したい行動を始めて、
続いてきた、
周囲が行動を促進する関わり方を
行ってくれている。
それにもかかわらず、
なぜか行動が止まってしまうことが
あり得ます。
どうしたらいいでしょうか?
折角続いてきた望ましい行動が
途中で止まることは、
とてももったいないことですね。
止まるきっかけは、
何かかならずあります。
そのきっかけを事前に想定しておき
そのときの対処法を考えることを
お勧めしています。
私の場合は、朝のランニングが習慣なのですが、
止まるきっかけがあります。
具体的には、
・雨が続いた
・数日間旅行にでかけた
・朝起きたら、腰がいたい
・今日は睡眠不足だ
などなど。
止まるきっかけは沢山あるのです。
そのときの対応を考えています。
・雨が続いた
→小雨なら走る。ただし時間は短く
中程度の雨なら、いつも30分のところを
10分だけ傘をさして散歩する
大雨は、やめる
・数日間旅行にでかけた
→旅行先で散歩したら、ランニングしたとカウントする
旅行先にシューズをもっていく
旅行から帰ってきたら、また始めたらよい
(自分を責めない)
・朝起きたら、腰がいたい
→散歩を始めると、身体があたたまり
腰の痛みがへる。散歩で良い。
・今日は睡眠不足だ
→目が覚めたので、頭が冴えるために走る
もう少し寝て(週末)、目覚めたら少し走る
できない・やりたくないというきっかけを、
どうしたら気軽にできるか、負担なくできるか、
という認知に、あらかじめ変えておくのです。
そして、もし出来なかったとしても、
それは続かないきっかけではなく、
“ちょっとのお休み”
とポジティブに認識して、
「また続ければいいんだよ」
と自分(脳)にいってあげます。
脳は、“ちょっとのお休み”
とポジティブに認識して、
「また続ければいいんだよ」
と認識して、
次の日に、また始める意志を
決めてくれます。
あなたの続けたい・続き始めた行動が
止まるきっかけを考えて、
対応策を考えてみませんか。