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菊岡 正芳

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第38回「行動の量と質 どちらが大切?」

2024/07/01

読者からの質問です。

また、講座やコーチングの場面で聴かれます。


行動の量と質
もちろん両方大事です。

 
今のあなたは
どっちが課題ですか?


どちらが大切な段階ですか?

 
別の言い方をすれば
どちらに注力すれば
より目標実現に近づきますか?
 

シンプルな見極め・問いが
意外なほど大切です。


なかなか動けていない段階、

まだ、やり始めたばかりである、

その時は、
「量」が大切と考えています。


「量」の一歩目と継続が
大切ですね。

 
なかなか動けないという場合は
まず動き出すこと

とにかく小さく動いてみる


行動して初めて
量を実施して初めて
見えてくるものがあるからです。

 
・ちゃんと準備してからじゃないと
・今度こそ失敗したくない
 
・目標実現につながっているのか
・これが果たして最優先事項なのか

・どうせやるなら質の高いもの実施したい
 
このように考えすぎると、
結局、動けない状況が続きます。


 「仮決め、仮行動が大切」

 
まず「仮」で
「小さな行動」を決めて
「仮」で動き出しましょう。
 
 
そして
すでに動きはじめている人は

「ただ動く」から
シフトチェンジを迫られるときが
必ずやってきます。
 
量で動いているときから
変わるポイントが出てきます。


もしあなたが今
 
・今までと同じやり方だと
 なんだかしっくりこない
 
・それなりにはうまくいっているけれど
 どこか違和感がある
 
・いまひとつ伸び悩んでいる
 
としたら
それこそが「サイン」です。

 
次のステージに進む
タイミングが来たということ。


 
今度は
=========
「質を高める」が
=========
キーワードになります。

 
では、質を高めるには
どうしたらいいのか?
 

【フィードバック】
が必要となります。
 

・自分が行動したこと
・アウトプットしたことについて
 
フィードバックをもらうこと。
 
そのフィードバックをベースに
行動を精査し軌道修正していくわけです。


人によって課題は異なりますが

・恐怖心に負けずに、自分と向き合う
 
・避けてきた自分の課題に深く向きあう

・自分ができたことに満足せずに
 人に指導できるようになる
 

・相手のニーズに深くこたえる
 
など
挑戦している人にこそ
「真のテーマ=質の改善」が
やってきます。

 
自分の弱さや至らなさに向き合うのは
正直しんどいです。
逃げたくもなります。
 

自分と向き合い、 
軌道修正しつづけることで
質を高めていくわけです。


自分で向き合いにくい場合には、
コーチの存在が有益になります。


コーチがあなたのことを受入れ、
話を聴いてくれることで、

あなたは自分と向き合い、
「真のテーマ=質の改善」が
引き出されます。


フィードバックをもらうこと、

コーチと話すことが、

「真のテーマ=質の改善」に
つながります。


あるいは、あなたがセルフコーチングの
スキルを身につければ、

自分と向き合うこと、
自分と対話することが
上手くなります。