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岩田 徹

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第3回 正月の風物詩、箱根駅伝

2021/01/01

新年明けましておめでとうございます。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。

2020年はコロナウイルスが蔓延し、緊急事態宣言が発せられ街中が閑散としました。
夏に予定されていた東京五輪も延期が決まり、果たして今年無事に開催されるのかどうか。
第2波、第3波と感染の波は止まらず、誰もが経験したことのない日々を過ごしました。
私が大好きなスポーツの世界も、相次ぐ全国大会の中止、プロスポーツも無観客試合や歓声の禁止、大会日程や仕様の大幅な変更を余儀なくされましたが、緊急事態宣言中の何もない時期を経験したことを考えると、スポーツをはじめとしたエンタテイメントの存在の大きさを改めて実感した一年になりました。
今年は憂うことなく真っすぐに仕事にプライベートに突き進んでいける世の中になることを切に願っております。

さて迎えて2021年のお正月。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
例年と違い移動にも制限がありますので、テレビでスポーツを見る機会も多いかもしれません。
正月のスポーツと言えば、元旦にあるニューイヤー駅伝、サッカーの天皇杯。
2日は箱根駅伝、大学ラグビーとスポーツ好きの私にはたまらないイベントが目白押しです。
その中でも大好きなのが箱根駅伝。
東京の大手町から箱根芦ノ湖までの往復218キロを10名の選手で繋ぐ駅伝です。
特に贔屓にしている大学があるわけではないのですが、毎年多くのドラマが生まれます。
今年特に注目しているのは順天堂大学の1年生、三浦選手です。
本来は3000メートル障害の選手で、東京五輪の出場も期待されている選手ですが、駅伝でも抜群の強さを発揮します。走る姿勢がかっこいいですし、体幹がしっかりした体つきをしていて、どれだけ速く走れるのか、見ている側がワクワクします。
その三浦選手の高校時代からのライバルが中央大学の吉居選手です。
二人はスーパールーキーと言われ、箱根の予選会でも共に凌ぎを削りました。
またここに青山学院大学のスーパールーキー佐藤選手も絡みます。
そして昨年スーパールーキーと言われ無類の強さを発揮する駒澤大学の田澤選手と、
とにかく楽しみな選手がたくさんおり、明日、明後日はテレビにかじりついていることでしょう。

〜中小企業の人材採用・育成のヒント〜

駅伝に限らずどのスポーツでも、その試合や大会に挑むまでのストーリーがあります。
ましてや選手一人一人にも個別のストーリーがあります。
どんなきっかけでスポーツをはじめ、どんな経緯で成長してきたのか。
苦労や挫折の経験、因縁とも言われるライバルの存在、それまでの対戦の結果など。
個別のストーリーやその試合に挑む背景を知ることで観戦する視点が変わります。
皆様の職場で仕事をしている同僚、仲間、先輩後輩にも同様にストーリーがあり、背景があります。
お互いの背景を知ることでより絆が深まり、組織の目標達成に向けて一致団結して突き進むことができるでしょう。
まずは入社経緯から知ること、そして入社後何をして何を考えているのかを知ることから始めるのはいかがでしょうか。
コロナウイルスで飲食をする機会が減っている今だからこそ、お互いの背景を知り、絆を深めることをオススメします。