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長谷川 満

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第170回 人事部長から見た本当の情報弱者が陥るワナ

2024/03/13

仕事をしていく上で、
「情報」がとても大事になってきます。


「情報」といっても、
一般に公開されていて誰でも知ることができる
テレビや新聞などの
マスメディアからの発信されている情報もあれば、
インターネットからの情報もあります。


また、仕事をしていく上で、
お客様や関係者(上司や部下など)から
知り得た情報といった、
世の中に出回っていない情報まであります。


現在、情報社会の進展により、
私たちは日々、膨大な量の情報に接しています。


しかし、その恩恵を等しく
享受できているわけではありません。


情報弱者と呼ばれる人々は、
情報の海の中で方向を見失い、
時には誤った情報によって
大きな損害を被ることがあります。


◆情報過多の時代の落とし穴

現代社会では、情報が氾濫しており、
何が真実で何が偽りかを見分けることが
非常に難しくなっています。

この状況は、特に情報を扱うスキルが
低い人々にとって、
大きな罠となります。

彼らは、誤情報や偽情報によって
不必要な恐怖を感じたり、
重要な決断を誤ったりすることがあります。

このような状況を打破するためにも、
事実や真実といったことが何なのかを
しっかりと見極めていく必要があります。


◆デジタル・デバイド

情報弱者が直面するもう一つの大きな問題は、
デジタル・デバイドです。

インターネットへのアクセスが
制限されている地域の住民や、高齢者など
テクノロジーに不慣れな人々は、
重要な情報に触れる機会が限られています。

これにより、健康、教育、経済的機会といった面で
不利益を被ることがあります。


◆情報リテラシーの重要性

情報弱者がこれらの罠に陥らないためには、
情報リテラシーの向上が鍵となります。

情報リテラシーとは、
情報を見つけ、評価し、
適切に利用する能力のことです。

このスキルを身につけることで、
誤情報やデジタル・デバイドの問題を
克服することが可能になります。