第23回 この人に聞く!~人・組織が羽ばたく時~
2021/05/16
株式会社アドヴァンテージ 中野 尚範 社長(其の3)
先週に引き続き、株式会社アドヴァンテージ 代表取締役社長の中野 尚範様にご協力頂きました。
今週は今後の展望と共に会社・組織を発展させる上で大切にしていることについてお話を伺います。
金山:経営者として長年歩んでこられたと思いますが、人材育成、組織づくりおいて大切にしていることなどあれば教えてください。
得意を活かす環境が人の能力を引き出す
最初会社をはじめた時に、精鋭3人で頑張って初年度の売り上げが4000万で、翌年には1億2千万くらいだったのですが、その翌年に新入社員5名採用したところ、売り上げが倍になったんですよ。
よくよく考えてみると、苦手なことをやってる時間が多かったんです。
やはり人間得意不得意ありますから、それぞれ得意な人が得意なことをやって、そのブロックが組み合わさることで掛け算になると思います。
営業が得意な人が営業をやって、私はシステムとかデザインに専念して、事務処理が得意な人が事務処理をしてとなるととても効率よく成果が出たんです。
これは今でも同じことですが、得意を活かしたポジションを与えることで、能力を発揮して人が成長していくんだと思います。
金山:なるほど。
強みを活かすことは大切ですよね!では、中野さんが今後目指す組織づくりについて聞かせてください。
「スイミー」のように、個人や小さな会社が集まって大きな力を発揮したい
今社内でもいくつかチャレンジをはじめていますが、将来的には一つのグループとして、様々なチャレンジをしていきたいと思っています。
それぞれの組織の社長が育ち、20、30とグループ会社や関連事業をつくっていきたいです。
絵本スイミーをご存知でしょうか。
小さな魚たちが集まって大きな魚に立ち向かうストーリーを描いた絵本です。
アドヴァンテージは、スイミーのように様々な仲間と協力し、ひとりひとりが役割をもって活躍していくことをめざしています。
そのために、現在中小企業500社を「ちょくルート事業」で支援していますが、これを2000社、3000社と増やしていきたいと考えています。
アドヴァンテージ・グループだけではなく、パートナー企業様や個人の方々と一緒にそれぞれの得意を活かしたスイミー構想を実現していきたいと思います。
金山:スイミー構想ワクワクしますね。
色々とお話を聞かせて頂きありがとうございました。
これからますますのご発展をお祈り申し上げます。
今週は株式会社アドヴァンテージ様の今後の展望と共に会社・組織を発展させる上で大切にしていることをお届けしました。
次週は最後の結びとして、私が今回の対談から得た学びと気づき、そして人、組織の育成に活かすためのポイントをお届けします。
会社情報
会社名:株式会社アドヴァンテージ
本社:神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-19 アプリ新横浜ビル6F
事業内容:・自社採用サイトで人材を採用する「ちょくルート事業」
・「ちょくルート」のパートナーシステムの全国展開
・「新規事業」開発支援事業