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塩崎 真士

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第43回 もっと女性社員といい関係性をよくするために大事なこと

2024/01/12

前回は、
職場のコミュニケーションをよくするには、
男性上司が、男性と女性の思考の違いを理解すること。
そして、男性上司が女性社員に共感することで、職場はもっと楽しくなって
雰囲気がよくなり、それが業績向上につながる。
というお話しをしました。

今回は、女性社員との関係性をよくするために大事なことを
お話しいたします。

企業や職場内で、男性上司と女性社員がいい関係性で仕事をするためには、
お互いを尊重することがとても大事です。
相互尊重とは、お互いの考えや感情・気持ちを大切にすること。
これにより、女性社員も、もちろん男性社員も男性上司も
安心して仕事ができるようになり、企業・職場全体がもっと良い環境になります。

相互尊重の環境をつくるには、まず、男性上司が女性社員の意見を
しっかり聞くこと、これが大事です。
女性社員が話しをしに来た時、パソコンの画面を見たまま上の空で返事を
していることはないですか?

女性社員が話しをしているときには、顔を向けて耳を傾け、
そのお話しや意見が重要、且つ、貴重だと思うことが大事です。
女性社員のお話しを、しっかり優しく聴くことで、自信を持って自分の考えや意見を
言えるようになります。

また、男性上司は女性社員を褒めること、認めることが大事です。
女性社員が良い仕事をして、良い結果が出たときは、結果を素直に褒めましょう。
それよりも大事なのが認めること。
たとえ、良い結果が出ていなくても、その過程でいろいろな行動や努力を
しているはずです。それを認めることで、モチベーションが上がり、
男性上司への信頼度も上がります。
これが、いい関係性になっていきます。
さらに、女性社員が働きやすくなる環境整備をすることも大事です。
例えば、会議やミーティングの女性社員参加率を上げたり、
意見が言いやすいように進行方法を変えたり、女性社員が働きやすい
職場のルールを作ったりなどです。

このように、相互尊重の環境をつくることで、女性社員はもっと能力を
発揮できるようになります。そして、男性上司と女性社員が協力し合うことで、
業績向上につながっていきます。

企業・職場に相互尊重の環境をつくることはとても大事です。
お互いが尊重し合うことで、もっと働きやすくなり、
もっと幸せに働ける企業・職場になっていきます。