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高松 秀樹

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第160回:大ブームの高級品

2024/01/06

現在、中高生の間で「一本3000円以上」の「高級シャープペンシル」が大ブームになっているようです。

きっかけは「文房具系YouTuber」の紹介動画であり、中学受験を目指す小学生たちを含めて大人気となっているとのこと。

「ペンマニアの聖地」と呼ばれる、文房具専門店の「銀座・伊東屋本店」では、年末に、「三菱鉛筆」の高級シャーペン「クルトガダイブ」の限定色が発売され、開店前から行列ができるほどの状況だったようで、開店30分ほどで、完売しました。

受験に挑む小学生やその親からは、

・合格のためにストイックな生活を送るなか、唯一の息抜きがシャーペン集め!

・とっておきのスーパースター、普段使いの一軍、と使い分けるコレクションを塾で友達と見せ合うのが楽しい

・触り心地、書き心地がモノによって全然違う。持てばわかる。気分に合わせたり、教科によって使い分けしている

・小学校では、シャーペン禁止としているところもあり、塾では自由なので、お披露目の機会そのものが楽しい!と塾に行くのも前向きな様子

・誕生日や、模試の成績がよかったときにご褒美プレゼントにしている。ゲームソフトより安いし、親としても買い与えることに罪悪感がない

などの声が上がっており、他メーカーの高級シャーペンも好調ですが、火付け役の「文房具系YouTuberしーさー」さんも「文房具を通じて、勉強や仕事を楽しめる人を増やしたいという思いで発信してきたので、それが広く伝わるようになったことはとても嬉しいです」と喜んでいます。

ちなみに、「国産第1号」は大正時代初期に誕生。

考案者は後の家電メーカー「シャープ」の創設者である「故・早川徳次氏」で、「エバー・レディー・シャープペンシル」という商品名をつけてヒットさせました。これが「シャープペンシル」と呼ぶようになった由来のようです。

動機はなんであれ、仕事に勉学に励む一年にしたいですね!

みなさま、本年もよろしくお願いいたします。