プロセスを認めるときのポイントは、
結果を見たときに、
「どんな気持ちでしていたのだろう?」
とイメージしてみることです。
これをイメージできれば、例え結果がよくなかったとしても、
成果を認めることができる、というお話しをしました。
ただ、一つ問題があります。
褒めて、認めるだけでいいのであれば気持ちも楽ですが、
どうしても叱らないといけない場面もあります。
しかし、ハラスメントを気にしすぎるあまり叱れないという方も
多いですし、関係性が気まずくなるから叱りたくないという方もいます。
しかし、叱るという行為は、実は、相手も、叱る側も成長するチャンス。
ですので、お互いが成長する正しい叱り方をしていただきたいです。
では、正しい叱り方とはどういうことなのでしょうか?
正しい叱り方とは、叱った後に必ずフォローすること。
叱るとフォローは必ずセットです。
この正しい叱り方をすれば、やる気を引き出すことができます。
逆に、やってはいけない叱り方は、叱りっぱなし。
これは、やる気を失くさせてしまいます。
今回は、叱った後のフォローの仕方を3つお伝えします。
①期待
叱った後に、
「でも、◯◯さんならできると思っているんです」
のように、あなたに期待しているよということを示します。
このように言われると、
「叱るのは私に期待している証拠。次はいい結果を出そう!」
と思ってくれると思います。
②質問
叱った後に、
「どう?なにかできることはありそうですか?」
と問いかけます。
人は問いかけられると、必ず答えを出そうとします。
問いかけられて考えることで、自分の頭の中の整理にもなりますし、
できることを聞かれていますのでプラス感情・プラス思考になります。
③提案
叱った後に、
「どうすればいいか、一緒に考えてみませんか?」
と提案します。
どうすればいいのかわからなくなり、自信をなくしているかもしれませんので、
一緒に方向性や方法などを考えることはとても大事です。一緒に考えることで、
前向きになります。
褒める、認める、叱る。
正しく行って、お互いが成長するきっかけにしてください。