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豊岡 厚惠

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第66回 「否定」じゃなく「受容」する

2023/09/13

3回前の第63回の「〇〇さんはどう思う?」のあとのことで、

部下を指示待ちにしないための魔法の言葉として

「〇〇さんはどう思う?」

をご提案しました。


訊いてはみたけど

・答えられない。
・思うような答えが返ってこない。

などと言ったことが起きるとは当然で「待つ」ことも大切ですとお伝えしました。



先日オンラインセミナーにご参加いただいた方から、


「〇〇さんはどう思う?」

と聞いた後に、

思いもよらない回答が返ってきたら、

速攻で、

「違うだろ!」
「何言ってるんだ!」

と言ってしまうけどどうしたらいいのか

という質問がありました。


良い質問ですよね。


そう言いたくなるお気持ちはとてもよくわかります^^


でも、そこで「否定」してしまうと、
もともこもないですよね。


部下に立場に立つと、

訊いてきたから答えたのに、

それなら「訊いてこないでよ」

と思うわけです。



ではどのように対処すれば良いでしょうか。


全く意図しない回答が返ってきた

「何言ってるんだ!」
「それは違うだろ!」


と言いたい気持ちはグッと抑えて


「ヘェ〜、そうなんだね。

 なんでそう思ったの?」

とか、

「なるほど、そうか〜、〇〇さんはそう思ったんだね」

と、まずは
受け止めてあげてください。


そのあと、

考えの修正をしたい場合や、こちらサイドの言い分を言う時に

まずは受け止めたあと、

「じゃぁ〜私の考え(思い)を話しても良いかな?」


と切り出してください。


そうすると、

聞く耳を持つんですね。



それを
否定から始めてしまうと、信頼関係は築けないばかりか

訊いてきたのに、答えたら否定するでは
もう、関係性にヒビが入るかもしれません。


まずは受け止めてくれている。

これが大事ですね。

まずは試してみてください。


部下も育ち、

関係性が良好になりますようね。

今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。


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