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益田 和久

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第127回 リラックスできる環境

2023/08/10

次世代リーダー養成プログラムをいくつかのお客様先で展開しています。
約8ヶ月間にわたり、リーダーシップ発揮に必要なコンテンツの研修(講義・実習)を計3回実施。
研修がない月は、職場実践状況の確認や苦戦していることについての相談、アドバイスを行う「個人面談」があります。
研修は対面で、個人面談はオンラインで実施です。
このプログラムも3年目に入りましたが、対面とオンラインが上手に作用し合って、一定の研修効果をあげていると評価をいただいています。

特にフォローアップ面談はオンラインなので、関係者全員の日程参加調整がしやすいです。
面談時間も15分〜20分程度ですから“隙間時間”で対応できます。
弊社はコロナ禍以前より、研修受講後のオンラインフォロー面談を実施してきました。
ただ当時は、Zoomやteamsも社会的にはあまり利用されておらず、SkypeやFaceTimeを使っていました。
参加者のITリテラシーも今のように高くはないので、かなり苦労したのを覚えています。
ただ、当時からオンラインミーティングの「わざわざ出向くまでもない」「思いついたときに気軽にできる」「日程調整がしやすい」というメリットは十分感じていたので、いろんな場面で活用していましたし、参加された方々も同じようにメリットを感じていたと認識しています。
ですからオンラインでの研修やコンサルテーションが定着してきた現在だからこそ、その特性を上手に活かしていくべきではないかと思うところです。

先日のオンライン面談で感じたのは、研修中は話さなかったようなことも、自然な感じでオープンにしてくれたことです。
研修時は若干の緊張が見られますが、オンラインですと表情もリラックスしたようにも見えます。
全員が自宅からの参加でしたが、自分なりの「落ち着ける場所」で参加するというのは、大きく関係しているのではないかと思いました。
というのも個人面談というと、密閉された空間に呼び出され、どんなことを言われるのか緊張しながら臨むようなイメージが先行していますが(苦笑)少なくとも自宅からのオンライン参加はそれを感じませんよね。
本来コミュニケーションは、オープンな姿勢で臨むことが理想的です。
お互いの立場を尊重しつつ、本音で忌憚なく語り合えることで人間関係を深められますし、風通しのいい雰囲気づくりにもつながります。

先述したフォローアップ面談は、現状をオープンに共有し、感じていることを率直に言い合うことが目的です。
オープンな雰囲気や率直に言い合える間合いをつくるのに、自分のリラックスできる場所を選択するのはありですよね。
自宅だけでなく、カフェやワーケーション先のホテルという選択肢もあります。
若手社員には「オンライン研修は“圧”を感じないので参加しやすい」という方もいます。
育児や介護を抱えている方からは「オンライン研修のほうがストレスなく参加できる」という声も聞きます。
全てのニーズに合わせることは難しいかもしれませんが、多くの声を拾い上げ、対応の幅を広げる努力をしていくべきだと考えます。

対面コミュニケーションが続々と復活してきている状況もあり、今後はオンラインとの併用方法が進化していくと思われます。
コミュニケーションの目的や成果に応じて、個人や集団が最大限のパフォーマンスを発揮できる方法を再構築する時期に差し掛かっていると感じた今日この頃です。