投打二刀流で大活躍している大リーグの大谷翔平選手。
投げては160キロを超える直球と140キロ台のスライダーで、
相手バッターを薙ぎ倒していきます。
先発投手として試合を作り、勝ち星も重ねています。
また打つ方ではホームラン王独走状態で、連日の活躍。
ここぞの長打で勝負強さを発揮し、
もはや世界一のプレイヤーと称して良いと個人的には思います。
どうすればそこまで活躍し続けられるのか。
大谷選手はとにかく生活の中心に野球があり、
常に試合で高パフォーマンスが出せるように、
食事や睡眠の質にこだわっているようです。
若手時代のエピソードで語られるのは、先輩から食事の誘いがあっても断るだけでなく、
「そんなに飲んでたらパフォーマンスが落ちますよ。」
「それで野球ができるのですか?」と忠告するほど。
自分のプレーで魅了し、球場に足を運んでいただく。
それがプロ野球選手としての本筋であると考えているからでしょう。
劇的な優勝を飾ったWBCでも、他の選手が決起会の食事で交流していたところ、
大谷選手はシーズンでの戦いも視野に入れて、
一人黙々とトレーニングをしていたそうです。
付き合いが悪い。
チーム力を高めるための集まりなのに協調性がない。
一体感を考えているのか。
いろんな騒音もあったと思いますが、
大谷選手は意志を貫き、野球に集中しています。
そしてこの圧倒的な成績。
ここまで突き抜ければ周囲は文句も言えないでしょう。
逆に無理やり夜の街を連れ回すことで調子を崩してしまったら、
どれだけ批判が集まるか、想像に難くありません。
敵地で勝負を避けただけで、敵のファンからもブーイングが出る状態。
そんな選手だからこそ、多くのファンを虜にできるのでしょう。
中途半端に空気を読んで周囲に合わせるくらいなら、
周囲が声をかけるのを憚るほどの圧倒的な成績を出せば良い。
大谷選手の考え方、意志、そして圧倒的な成績には頭が上がりません。
これからも投げても打っても走っても、
世界のファンを魅了するプレーを期待したいと思います。
仕事においても圧倒的な成果を出すことで周囲の見方は変わります。
この、圧倒的、がポイントですね。