経営戦略立案において、重要なひとつに「広告戦略」がありますよね。
◆「広辞苑」では
(advertisementの訳語として明治五年頃新たに造られた語)広く世間に告げ知らせること。特に、顧客を誘致するために、商品や興行物などについて、多くの人に知られるようにすること
と記されており、
また、
◆「Oxford Languages」では
広く世間に知らせること。特に、商品や興行物などを広く知らせ、人の関心を引きつけること
など、と記されております。
世間の関心を惹きつけるためには、「魅力的なアプローチ」が重要なのかと。
ところで、日本プロ野球「千葉ロッテ」の本拠地、「ZOZOマリンスタジアム」では、球場バックネット裏に「ロート製薬」さんの広告看板が置かれているのですが、
今季は、チームのスター選手「佐々木朗希投手」が登板する日に限り、「ROHTO」から「ROHKi」に差し替えられているのです。
「佐々木投手」と今季から広告契約を結んでいる「ロート製薬」は、
「ロート、ロート、ロート〜♪ ロート製薬〜♫」のCMソングもお馴染みですが、
球場内で曲を流す際に、「ロート」部分を「ローキ」に変えたパロディーCMを作り出すなどして、その楽しい取り組みが、各種SNSでも話題になり、野球ファン以外からの関心も集めてい流のです。
確かに、魅力的なアプローチ。
素敵な取り組みですよね。
また、
「こんな取り組みって面白い!」と目をつけたのが、「福岡ソフトバンク」。
本拠地paypayドームのバックネット下に社名の入った広告を10年以上、出し続けている家具商社の「関家具」さんに、
同チームの「大関投手」が登板する際に合わせて、「関」の字の左に小さく「大」の字を入れませんか?
と提案。
今年、創業55周年を迎え、広報活動に力を入れ始めていた「関家具」さんも「面白い!」と即決だったようで、こちらの取り組みも、「粋な広告だ!」と大きな話題となっているのです。
伝わる広告には、「楽しんじゃう気持ち」が備わっているのですね。