第62回 指図は不要
2023/07/05
実は自分が指示待ち社員を作っていたなんて・・・・????
よく気がつく社長ほど、
「〇〇さん、これはこうした方がいいね〜」
「〇〇さん、このようにしようか」
「〇〇さん、空気入れ替えに窓を少し開けてくれるかな」
気がつくあまりに、言っちゃんうんですよね〜
社員さんたちは、言われたことはやりますが
それ以上のことはやらなくなる。
なぜなら、
「勝手にやって余計なことをすると、社長のお考えと違ってはいけない。
言われるまで待っておこう。」
といった
“お利口さん”の社員を作ってしまうと言うことでした。
そう言われても・・・
つい言ってしまう・・・
社員が気が付かないのに、言わずにおれない・・・
お気持ちよ〜くわかります(^-^)
ではここで、
社員さんたちが自ら考え主体的に動くようになったことを想像してみてください。
できる、でないは別にして、
すでに社員さんたちが、自ら進んで言われなくても仕事をしている。
それをただ想像してみてください。
いかがですか?
想像されましたか?
社長がいちいち言わなくても、率先して動いている社員さんたち。
笑顔でイキイキ仕事をしている姿。
そんな社員さんたちが浮かんできませんでしたか?
今どんなお気持ちですか?
きっと、
成長された社員さんたちを誇らしく、嬉しく思われたのではないでしょうか。
指示待ち社員さん脱却!!
そのために社長はどんなことができるでしょうか。
育ってほしいからこそ、
社員に成長してもらいたいからこそ、
「気づいても言わない。」
これまで指示を与え続けてきた社長が言わなくなる。
社長が変わると、社員さんも変わり始めますよ。
楽しみですね。
そして、
指示や指図の代わりに
とっておきの言葉。
それは、
「〇〇さんはどう思う?」
「どう思う?」と聞かれると、
考えるようになります。
積極性が出てきます。
例えば、
「あの提案書について、どう考えてる?」
「〇〇さんはこの件どう思う?」
と聞くんです。
言われた方は
自分に意見を求めてくれた と言った嬉しさでモチベーションも上がります
「どう思う?」
これは、魔法の質問でもあります。
是非試してみてくださいね。
今回もお読みくださりありがとうございました。
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