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長谷川 満

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第133回 ビジネスが上手くいくには、「やり方」の前に「あり方」が大事!

2023/06/28

ビジネスを成功させるためには、
目標達成や成果重視の「やり方」だけでなく、
「あり方」にも着目することが重要です。


結果を追い求める姿勢は大切ですが、
ビジネスの土台となる「あり方」が
しっかりと整っていなければ、
持続的な成功は望めません。


「あり方」とは、
ビジネスを営む上での
基本的な価値観や信念、
倫理観などのことを指します。


これは組織の文化や
リーダーシップの根幹をなす要素です。


ビジネスにおける「あり方」が明確であることは、
従業員のモチベーションや
エンゲージメントを高め、

組織全体の方向性を
示すことにつながります。


ビジネスの「あり方」を確立するには、
以下の要素に注目する必要があります。


1. ビジョンとミッション

ビジネスの目指す方向性や存在意義を
明確にすることが重要です。

ビジョンは将来の理想像を示し、
ミッションはその実現に向けた使命を表します。

ビジョンとミッションが
明確で共有されていれば、
従業員は自身の役割や貢献の意義を
理解しやすくなります。


2. 価値観と倫理観

ビジネスを営む上での
価値観や倫理観を定めることは、
従業員や取引先との関係を築く上で重要です。

透明性、誠実さ、公正性などの価値を大切にし、
社内外の信頼を構築することが求められます。

これにより、ビジネスが長期的な成功を
収めることが可能となります。


3. 人材開発と育成

従業員はビジネスの最も重要な資産です。

ビジネスの「あり方」に基づき、
従業員の成長と発展をサポートする仕組みを
整えることが必要です。

教育・研修プログラムの提供や
フィードバック文化の確立などを通じて、
従業員の能力向上と
モチベーションの向上を
図ることが重要です。


「あり方」がしっかりと確立された上で、
効果的な「やり方」を
追求することが求められます。


ビジネスの成功は、結果の達成だけでなく、
組織の持続的な成長や
社会的な評価にも関わってきます。


結果を重視しながらも、
「あり方」を重んじ、
価値観や倫理観に基づいた
ビジネスを行うことで、

組織の健全な発展と長期的な成功を
実現することが可能です。


ビジネスの舞台では、
「あり方」と「やり方」は
互いに補完しあう関係にあります。


成功を追い求める過程で、
結果だけでなく、
ビジネスの土台となる
「あり方」を大切にし、

社会的な価値を創造する
ビジネスを目指しましょう。