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星 寿美

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第87回 コンコントフィールドを伝えたい♪

2022/12/19

今日は友人の素敵な活動、コンコントフィールド応援記事です。

コンコントフィールド
〜コンコンと水の湧き出る里山を作りたい〜
https://conconto.studio.site

小宮真一郎さんが仲間たちとともに、完全無農薬の田んぼをみんなで育てたり、森林と水源再生の活動をしています。

応援のキッカケ

私は幼い時から「土地には、アリやヘビや色々な生き物たちが暮らしている。なのにどうして・・・その土地が人間の持ち物で、人間が勝手に売り買いしているのだろう?」というようなことを不思議に感じていました。

それは10代、20代・・・そして50代の今でも不思議に感じながら暮らしています(笑)

40代の頃・・・もうすぐ20歳になる息子が、まだ小さい時に2人で色々なところを旅しました。
私の旅は、少しだけ変わっています。
いく先々で友達になった家に宿泊しながら旅をします。
私の家にも色々な旅人たちが泊まります。
うちは都内の狭いアパート暮らしでしたが(笑)

そんな少し変わった旅が好きな私は、小さな息子を連れても変わらずに、そんな旅をして回っていました。
その出会いの中で、大地に感謝しながら大家族で暮らしている素敵な人たちや、ほぼ自給自足をしている家族たちとの出会いもありました。

そういう旅先での出会いを通じて、幼少期に感じていた『どうして生き物たちみんなの土地なのに、勝手に人間が所有して売買しているの?』という疑問は色褪せることなく心の中にあり続けました。

そんなプロセスの中、今年の秋に・・・
16年来の友人、稲垣遼くんが「完全無農薬のキウイ畑をやっている!」と聞き、遊びに行ったのです。そのキウイ畑は、大地主さん土地の一部だと・・・

その時に、遼くんが紹介してくれたのが、その大地主さんである小宮真一郎さんでした。
素敵な蔵の中で、小宮さんのお話を伺って「あぁ、私が幼い頃から感じていた感覚に近い!」って感じたのです。しかも『土地の所有者(代々受け継いでいる)』です。

小宮さんの活動

小宮さんは、無農薬の田んぼ、無農薬のキウイ畑、それらの活動から土地代は請求せず、仲間と一緒に完全無農薬の田んぼと畑が持続する活動をしています。
また、昔はコンコンと水が湧き出る里山だった、そんな豊かな里山を取り戻そうと活動をしています。

小学校などで、子どもたちにも水源再生の話を伝えて、子どもたちが「自分たちが生まれ育った場所」が大好きになっていくそうです。

実は、私は息子との旅を通じても、このような意識で暮らしている人たちとたくさん出会いました。
素敵な家族が日本中、世界中に点在しています。
この、とっても素敵な『点』たちを・・・線で、円で、繋げられないかなぁ?
それは旅好きな都会育ちの私の役割なのかも・・・なんてことも感じています。

今日の記事は、小宮さんと仲間たちの『コンコントフィールド』のご紹介でした!

自然の中で、森の中で、風と水の音を感じながら『生きる原点』に耳を澄ます・・・そんな何もない、でも深く感じる時間が・・・

実は、企業の組織の中で頑張っている人たち、チームにとっても大事な時間になるのかもしれませんね。

このような活動に興味ある方や応援したい方はご連絡くださいね。
一緒に遊びにいきましょう。神奈川県の大井町(品川じゃない)です。

コンコントフィールド
〜コンコンと水の湧き出る里山を作りたい〜
https://conconto.studio.site

上記に書いた想いが溢れて、数年前に『お金のうた』を自作しました(笑)
歌は下手ですが、Dメロで想いをぶつけています。
横でジャンベを叩いている小さな男の子は息子です
暇つぶしにどうぞ♪
https://www.youtube.com/watch?v=j90Fi0ee6Pc

PS
小宮さんから、丁寧なお返事をいただきました。感謝です。

地主の家に生まれた私も、20歳くらいから想っていたこと。
土地は人間のものではない。
今、所有している人々はこの時代にただ預かっているだけ。
そう思っていてよく祖父母と喧嘩したものでした笑笑

我が敷地の中に、ふるさとの貴重な水源が含まれることを知ることになり。
その大切を学び、土地は人間のものではないという考えはさらに増すのでした。

私の目指す水源再生は、その上の森=杜とセットであり1000年後に続く計画です。
神社でもお寺でもない場所に千年続く水源と鎮守の杜を作りたいという計画は 今の社会常識の範疇外ですが一歩一歩進みたいと思っております。