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長谷川 満

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第105回 成長企業は人事部長が嫌いだって!

2022/12/14

現在開催されている
FIFAワールドカップのように
各国を代表して、世界一を決める大会では、

短期的にチーム力を
発揮していく必要があります。


チームづくりと言うのは、
優秀な選手を集めれば

単純に強いチームになる
わけではなく、

どのようなチームを
設計するのか?があって
成立するものです!


社外人事部長の私は、企業に入る場合、

企業のチームづくり・組織づくりが
大きなテーマとして
関わることが多いです。


企業のチームづくり・組織づくりで
関わるので、

社員の方々から歓迎されると思いきや、

かなりの確率で嫌われたり、
煙たがられたりするものです。


私自身、この嫌われたり、
煙たがられたりすることが、

社員さんが所属している
企業のエネルギーだと
感じているので、

私としては、これから更に
伸びる会社だと感じます。


なぜか?


企業というのは、
人材の集合体でもあるので、

人材がエネルギッシュな会社ほど
伸びるもので、

嫌ったり、煙たがったりすることは、

感情を出して、自己表現が
できているからです。


一方、伸びない会社は、
社員さんが何ごとにも無関心で、

私のような社外人事部長が
入ろうが入るまいが
関係ないことで、

まわりの人に無関心な
人材が多い会社ほど、
業績も伸び悩んでいるものです。


私自身の前職時代、
転職して入社してほどなくして人事部長に
なったのですが、

社員さんからは、かなりの確率で、

嫌われたり、煙たがられたりしていました。


その度に、社員さんと向き合い、

個別でミーティングしたり、
飲みに行ったりして、
とことん話し合ったものです。


話し合いをしていくと、
あれだけ私のことを

嫌ったり、煙たがっていたことが、
コロッと変わって、

味方のような存在になってくれたものです。


結局、言いたいことも言えず、
人としての感情面を押さえ続けて
仕事するような環境だと

そこには、チームとしての
一体感も出ませんよね。


なので、組織を活性化していくには、
新しい人材を入れてみるとか、

私のような外部の人間を入れてみるとか、

新しい風を入れることで、
組織活性化のきっかけになるものです。