HACHIDORI NO HANE(ハチドリのはね)HPトップ

加倉井 正和

ホーム > 加倉井 正和 > 記事一覧 > 第103回 アラジン

第103回 アラジン

2022/11/29

今回のタイトル、ディズニーアニメとは関係ありません。
もちろん、川崎鷹也さんの「魔法の絨毯」とも関係ありません。

今年も残すはあと1か月程度。
寒さも日に日に厳しくなるばかりです。

そんな寒い中なので、
今回は、「あったかいんだからぁ」に関するお話。(クマムシ風)
こんなつまらない一連のオヤジギャグ、、、
私の研修でも体験することができます(笑)

さてさて、一段と寒くなったところで、
皆さんはどんな暖房機器をお使いでしょうか?

こたつ
エアコン
電気ストーブ
オイルヒーター、オイルレスヒーター
石油ファンヒーター、石油ストーブ
ガスファンヒーター、ガスストーブ
セラミックファンヒーター
などなど、

現在は、様々な暖房機器があります。

その中でも今回紹介したいのは、
「アラジンストーブ」です。

ちょっと、ジャパネット風になりましたが、
決して押し売りの記事ではありません。

正式名称:アラジンブルーフレームヒーター
1930年代初めに英国アラジン社が開発した、
芯を用いた開放式石油ストーブです。

コロナ禍になり、家の物置を掃除する機会があったのですが、
その中に「アラジンストーブ」がありました。

だいぶ古い機器で、錆もあり芯もボロボロでまったく着火できる気配がない状態でした。
一瞬、捨てようかとも思いましたが、
・電気がなくても着火することができる
・天板でおもちを焼いたり、やかんを乗せて加湿もできる
・そのお湯でお湯割りもできる
などなど、
こんな万能な器具もそうそうないと、思いとどまりました。

そして、修理できないかとネットで検索して出てきたのは、
「愛情点検」のページ。

日本の正規代理店である、日本エー・アイ・シー株式会社がBF39シリーズ限定ですが、実施していました。

ちょうど家にあったのは、該当の商品でした。
早速、手続きを進めて点検を受けて戻ってきた、我が家のアラジンストーブ。

約90年もの間、少しずつ改良を加えながらも、基本的なモデルチェンジのない完成されたフォルムと性能。
そして、青い炎から立ち上る柔らかい暖かさ。

長年愛されるには、必ず理由があると思いました。

常に新しい商品が発売される今日。
モノへの価値観を考えさせられる出来事でした。