「ファミリーマート」が他コンビニに先駆けて、10月初旬から、全国の約1万6600店の店舗でプラスチック製フォークの提供を「原則廃止」するようです。
フォークを希望するお客さんには代わりに「竹箸」が提供されることになるとのことですが、箸に慣れていない外国人の方や、フォークが必要になるお子さんや障害者の方には、希望に応じ、提供を「継続する」とのことです。
このプラスチック製スプーンについては、持ち手に穴を開けたことで軽量化され、プラスチック使用量を約12%削減した製品のようです。
このニュースについて、web、SNSなどでの反応は?というと。。
・パスタの売上、下がるやろな
・なんでもかんでも環境、環境っていう時代だけど、本質を考えているのかな?
・環境問題の流れに乗って、体のいい経費削減策よな
・不慣れな外国人、フォークを必要とする子供、障害者向けには、提供するっていうけど、店員が見た目で判断するの??それこそ、ハラスメントに繋がりかねないよな
・環境問題に取り組んでますよ、という「やってる感」を出すために、企業も必死よな
なにやらポジティブとは言えない反応の方が目につきます。
有料化すれば良いのでは?とも思いますが、
今一度、原点に戻って、「なんのための取組みか?」を考えたいものです。
プラスチック製のストローやフォーク、レジ袋を廃止して、「なにが、どう変わるのか?」「具体的に、環境問題がどの程度、改善されるのか?」
目指すのは、「プラスチック製品の削減」ではなく、「地球環境問題の改善」だと思うのです。
アメリカ先住民たちは、
「地球は先祖から譲り受けたものではない。子孫から借りているものだ」
との言葉を繋げていますが、とても素敵なスタンスです。
地球にある全てのものが「未来からの借り物」だとしたら、そりゃ綺麗に丁寧に使いますよね。
穏やか、丁寧に人生を過ごしたいものです。