人事制度を作って、制度がしっかり仕組みに繋がる為に必要な4つのステップについて、一つ一つのステップをさらに詳しく見ていきましょう。
現場の共感を得られたら続いてプロセスの参加をできるようにするための活動について見ていきます。
プロセスへの参加① 全体ゴールと目標の決定
現場から集まった仲間たちとの活動を進めるために、まず必要になるのが全体ゴールの確認と目標設定です。
集まった人たちが最初に直面するのが、何を作るのか?どうやって作るのか?自分たちにできるのか?といった全体イメージができていないことによる不安や混乱です。
全体が見えないと活動は進みません。
もっと言うと、目標を立てて、自主的に活動していただくこともできません。
まずは全体を理解してもらうことが重要です。
全体を理解してもらうためには、事前の準備が必要です。
作っていくことが何か?
どうやって作るのか?
参加メンバーに求めていることは何か?
などをまとめた資料をあらかじめ用意しておく必要があります。
これからの準備を進めておくことで、参加者の人たちが少しでも安心とワクワクを感じてもらえるといいスタートに繋がります。
全体イメージの共有とゴール確認ができたら、目標設定をしていきます。
目標設定では、人事制度の全体への共有とスタートをいつにするのか?
最終スタート地点の目標を具体的に決めたうえで、各プロセスの目標を設定していきます。
いつまでにどの状態にしていくのか?
そのために、いつ何を学び、話し合うのか?
など含めて、目標を決めると同時に、スケジュールのようにして、決めていきます。
全体ゴールの共有と目標設定ができたら、続いて必要になるのがルール作りです。
目標期日までに人事シドを作り上げていくためにチームで必要なルールを話し合い、決めていきます。
次の講座ではこのルール作りについてお話していきます。
☆今日の質問☆
あなたの現場のスタッフは人事制度作り活動全体のゴールイメージを知っていますか?