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加倉井 正和

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第83回 人間ドック

2022/07/12

本日、7月12日は「人間ドックの日」。

1954年(昭和29年)7月12日、
日本で本格的に「病人ではなく健康に関心のある人」を対象とした検診の仕組みが始まりました。
国立東京第一病院(現在の国立国際医療研究センター病院)が、6日間の入院による全診療科的内容を網羅した「短期入院総合精密身体検査」が人間ドックの始まりとされています。

ちなみに「ドック」は病院という意味の俗語もあるようですが、一般的には船を点検・修理するためのドック(dock)に由来するといわれています。
船が長い航海のあと点検・修理のためにドックに入るように、人間も定期的にドックに入る必要がある、という考えから生まれた言葉のようです。

人間ドックは、予防の観点からも自覚症状の有無に関係なく、定期的に病院や診療所に行って、身体各部位の精密検査を受けることで、普段気づきにくい疾患や臓器の異常・健康度などをチェックすることが重要だということですね。

そして、「健康」の定義としては、
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」
と、1947年に採択されたWHO(世界保健機関)憲章の前文において定義をしています。

いま一度、「健康」について考えさせられます。

最近の記事では、心に関する内容を書いていますが、
環境次第では精神的にも肉体的にも影響を与えることもあるでしょう。

しかし自分でコントロールできるのは、自身の行動しかありません。
プライベートなどでも、特に意識しないと行動は変わりません。

その為には、体験型意識改革研修が効果的です。
予防だけでなく、治療も必要になるでしょう。

健康的な日々を過ごす為には、どんな行動が必要なのでしょうか。