先日のYahoo!ニュースで、
「営業社員に年収最大1億円
三菱UFJ証券、人材確保で」
というニュースが出ていた。
給料の話になると日本国内であれば、
「キーエンス」が話題になる。
ある記事によると、
平均年収が2,000万円前後。
社員の方々からすれば、
給料は高い方がいいですよね。
ただ、給料を出すための
「原資」がなければ、
給料を出したくても出せませんよね。
では、その「原資」とは、何でしょうか?
それは、粗利(粗利益、売上総利益)です。
粗利(粗利益、売上総利益)は、
粗利=売上-変動費(原価・仕入)です。
「給料の3倍稼げ」とか「給料の5倍稼げ」と
言われたことがある方もいると思うのですが、
「稼げ」というのは、
シンプルに考えると「粗利を稼ぐ」ことです。
例えば、月給が30万円の人であれば、
賞与と経費などを入れると、
月に45万円程度はかかる人材なので、
45万円×3倍=135万円
45万円×5倍=225万円
ぐらいは、最低限稼いでいれば、
月給30万円ほどの給料に
見合う仕事をしていることになります。
キーエンスで考えてみると、
平均年収が2,000万円として、
社員の方々が、
少なくとも1人あたり6,000万円~1億円の
粗利を稼いでいることになります。
(決算書をみると、実際は、もっと粗利を稼いでいます)
もし、給料を上げたいと思ったら、
「粗利」を稼ぐことに貢献することにつきます。
ビジネス的に、
粗利を上げにくいビジネスであれば、
一生懸命仕事しているから
給料が上がるわけではないので、
他の会社に移ることも
ひとつの選択肢にした方がよいでしょう。