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塩崎 真士

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第2回 このコラムを私が書く理由②

2022/06/17

前回は、このコラムを私が書く理由として、


私が、女性社員との人間関係・信頼関係づくりができなくて、
たくさん失敗して、たくさん苦しく辛い思いをしてきたから


というお話をしました。
苦手だった私は、前職では500人以上の女性社員を
マネジメントするまでになったのですが、
それをどのように実現したかについてお話します。


現在の私は、女性と接することが大得意です。
見事に、超苦手から大得意に変わりました。
一体どうやって?と思うでしょう。
話せば長いのですが、カンタンに一言で言いますと、


女性社員の見方を変えて
女性社員への言葉を変えた


たったこれだけです。
もっとすごいノウハウがあるんじゃないか?
と期待されていた男性リーダーのみなさん、
ごめんなさい。
たったこれだけなんです。
でも、これをできない男性リーダーが実に多いです。


私はもともと半導体関係のエンジニアで、
ほぼ男性の職場でした。
男性同士は、それほど深いコミュニケーションがなくても
仕事は進んでいきます。


そんな私は、
あえて女性比率95%・産休育休取得率100%の
日本一惣菜チェーンに転職しました。
女性との関係性づくりをやらざるを得ない場に
身をおいたのです。


男性とのコミュニケーションしかしたことがなかった私は、
男性とのコミュニケーション方法をそのまま女性に
しました。


必要なこと以外は話さない
こちらからの指示はほぼ一方的
ダメと思うところをどんどん指摘


他にもたくさんありますが、
いつしか、私は孤立してしまいました。
そのとき、惣菜店の店長をしていましたが、
その状況が店舗の売上を大きく下げ、
昨対80%まで落としてしまいました。


ようやく事の重大さに気づいた私は
どうすればいいか考えました。
でも、答えが見つからない・・・。


そんなとき、
ある経営者の講演を聞き、
大切なことを教わったのです。
それが、


人の良いところを見て
良い言葉を使う


だったのです。


もちろん、すぐにそんなことはできません。
長年のクセが染み付いていますから。


しかし、少しずつ意識して変えていくことで
成果が上がるようになっていったのです。
その成果とは、


女性社員がイキイキ楽しく仕事をすること


数字は後からついくることを体感しました。
ずいぶん遠回りをし、
周りの方にご迷惑をおかけしました。
その中で、ある経営者から教わった言葉をヒントに
独自の女性社員マネジメント法をつくり、
業績向上に貢献できました。


その方法はたくさんありますので
これから少しずつお伝えしていきます。
ヒントにしていただければ幸いです。