「『自走組織』いいね〜!」と言われることが多いのですが、イメージで話されていることが多いので、今日は自走する組織を定義したいと思います。
自走組織とは『チームで数値目標を達成する組織』です。
その要素は、次の5つです。
①関係の質が高く、報連相が活発な組織
②クリエイティブな対話が生まれる組織
③問題・課題を対話で解決できる組織
④同じビジョンを目指し改善し続ける組織
⑤一人一人が誇りとやりがいを感じている組織
いかがでしょうか?
こんな組織に育ったらいいと思いませんか?
「いいとは思うけれど、難しいし、時間もかかるんじゃないの?」と感じるかもしれません。
確かに、自走組織は、今までの教育・育成の延長線にあるものではありません。
だから、今までの教育のまま自走組織に育てようとしたら、難しいし、時間もかかるでしょう。
既存の組織運営・人材育成とは、全く違う線路に乗り換える必要があります。根本から『変革』が必要です。
その変革は、既存の教育・育成に引っ張られることなく、関係の質をあげることを土台に、一人一人の強みや個性を活かし合える組織を運営するということです。その実践をすれば、難しくもないし、それほど時間をかけず成果が出ます。
なぜなら、一人一人のスキルを向上させるというわけではなく、マインドセット含め、自走組織に必要な関わり方(コミュニケーション)を習慣化するだけだからです。
今までの教育の中で、当たり前に受けてきていた関わり方(コミュニケーション)に気付き、本音を伝え合い、クリエイティブな対話が起こる関わり方(コミュニケーション)が習慣になる、肝はそれだけなのです。
さらに、問題社員や、人間関係の対立などの、現場レベルで起こっている問題を、対話を通じて『根本解決』することで、一人一人が大切にされていることを実感する中で成長できるからです。
私は、自分が関わり成果を出すだけではなく・・・今後は『自走組織』に育成できるコンサルタントを一人でも多く輩出したいと、今準備中です。
次回の記事では、自走組織への『改革の足を引っ張るのは何か?』について書きます。
目に見えない、言語化が難しい『○○○』に気づけば、コロっと改革できるかも!お楽しみに〜♪