【第70回講座】みんながハッピーに!理想の飲食店経営
2022/04/14
先日福岡県久留米市にあるおなか元気グループ社を訪れました。
Googleビジネスプロフィールを活用した新規集客のお手伝いをさせて頂くことが決まり、投稿用の写真取材と打ち合わせ、体験を目的に訪れました。
このおなか元気グループは、飲食店の経営、生ごみリサイクル農業、就労支援の社会福祉事業の3本柱です。
これらの事業の組み合わせが理想の形になっていて、このコロナ禍でも黒字経営を続けているんです。
売上8分の1からの復活
元々2000年頃までおなか元気グループは飲食店経営ばかりでした。
しかし、2000年頃社員が大量に離職し、売上8分の1まで下がったのです。
このままでは倒産する。
その恐れの中、残ったスタッフ達と再起する為の活動を色々進めていきます。
その中でたどり着いたことの一つが生ごみリサイクル農業でした。
しかし、農業だけでは経営は厳しい状態が続いていました。そんなとき、久留米市から就労支援の事業についてお話があり、今から約9年前就労支援事業をスタートしました。
この3つの事業の組み合わせにより、おなか元気ぐるーぷでは、理想のビジネスモデルを少しずつ、すこしずつチャレンジしていくようになりました。
そして今ではこの就労支援A型事業が収益の柱になっているんです。
労働環境の大幅な改善が実現
就労支援事業を始める前は、おなか元気グループでも朝6時に出勤して夜10時など長時間労働や休みが取れない環境、賃金があがらない環境など課題が沢山ありました。
しかしこの就労支援事業が軌道に乗ってくると、仕込みの時間は基本就労支援の登録者に任せていくようになりました。
そして、今ではほぼすべての仕込みを就労支援の登録者が行うようになっています。
その結果、社員の労働時間は大幅に軽減され、休みもきちんと取り、給料アップにも繋がりました。
そして今登録者がどんどん増えているおなか元気グループは、久留米市からも理想の企業の一つとして注目され、就労支援の登録者もどんどん増えてきている状況が生まれているんです。
飲食店でありながら、コロナの影響をものともしないで活動しているおなか元気グループ。
中心にあるのは組み合わせによる事業モデル。
色々な事業を組み合わせて、飲食店の労働環境を改善し、収入の入口を増やす。
それも一つのモデルですね。
おなか元気グループはコチラです。
☆今日の質問☆
動画を見て感じたあなたの会社でもできることは?
参考:
おなか元気グループ代表 白仁田裕二氏の対談動画
前編
後編