2018年に「住友林業」が発表した「W350計画」をご存知でしょうか?
1691年(元禄4年)に、別子銅山の公害対策の植林事業から派生し創業した同社ですが、350周年を迎える2041年までに、高さ350メートル、地上70階建ての「木造超高層建築物」を建てるという計画を進行しているのです。
ちなみに350メートルの超高層を支えるのは、木と鉄、9:1の木鋼ハイブリッド構造の新技術とのこと。
そのビルにはオフィスや住居、ホテルが入る予定で、人と木、他にも様々な生物が共生する「環境木化都市」をつくるという、いわば「街を森にかえる」という壮大な構想なのです。
そんな「住友林業」ですが、業績はすこぶる好調。
前2021年度から12月期決算に移行しましたが、2019年4月~2020年3月期の積年ベースと比較して、「25.5%増収、134.2%経常増益、213.0%最終増益(史上最高益)」を出しているのです。
木材の活用によるサステイナブルな環境づくり、楽しみですね!