まん延防止措置が明けると・・・
オミクロン株の感染状況が少しずつ改善してきている中、まん延防止措置が3月21日でほぼ解除される見通しとなってきました。
飲食店にとっては、明るい話題の一つだと思います。
ただ、この2か月間で失ったお客様がすぐにありのままに戻って来てくれるとは限りません。
また人の採用についても、また厳しい現実を突きつけられることになります。
流れを自ら作る備え
まん延防止措置が明けた後は、日常を少しずつ取り戻していきます。
しかし、感染者数がある程度高止まりしている状況の中では、思ったよりもお客様の戻りが厳しい状況が続く可能性があります。
常連様の習慣がこのコロナによって大きく変化している可能性が高いからです。
常連様に戻って来てもらう取り組みも大切ですが、それ以上に大切なのは、新しいお客様が入る仕組み作りを手間をかけてコツコツ行っていくことです。
コロナによって減少したお客様に代わる新たなお客様が増える仕組みを作らない限り、お店の売上は下がったままになります。
もう一度原点回帰するくらいの気持ちで、新たにお店を経営していく。
それくらいの気概を持って、このオミクロン明けを臨んでいくことが求められています。
それは人の採用育成においても同じことが言えます。
まん延防止措置の解除が見えてきた今、大切なことは流れに流されるのではなく、集客においても、採用、育成においても流れを自ら作っていく気持ちで準備を進めていくことです。
今だからできる準備。
ぜひ時間を有効活用して下さいね。
参考:
元ワタミ代表桑原豊社長が話すオミクロン後の飲食店経営
☆今日の質問☆
まん延防止措置の解除後に向けて、今準備すべきことはなにですか?