コロナ禍での開催となった2022年北京オリンピック。
2月20日、無事に閉幕しました。
日本は、
金メダル 3個
銀メダル 6個
銅メダル 9個
を獲得しました。
日本の冬季オリンピック史上、最多となりました。
笑顔あり、涙あり、
嬉しさあり、悔しさあり、
選手のパフォーマンスやチャレンジにとても感動しました。
最後のメダルはカーリングの銀メダル。
負けてのメダルは悔しい部分もありますが、
日本カーリング初のオリンピックファイナルへの進出は快挙だったと思います。
その中で、
ちょっとした話題になったのは、今回のタイトルでもある「ことぶら」。
意味としては、
日本代表で出場したチーム「ロコ・ソラーレ」のリザーブ選手である、
石崎琴美さんこと「ことみちゃん」に「手ぶらで帰させない」という略語。
2020年9月に加入した石崎選手。
吉田知那美選手が「1000回くらい告白した」と記事になるぐらい、熱烈なオファーがあったようです。
5人目の選手としての役割は、
メンバーのトラブル時に出場する選手としてはもちろん、
アイスやストーンのチェック、
情報収集や分析など、
多岐にわたるチームのサポート全般。
きっと、チームを支える大切な存在として、
石崎琴美さんの経験や人間性が必要とされたのでしょう。
その結果、
銀メダルの獲得に繋がり、
ソチオリンピックのレジェンド葛西紀明氏(41歳8ヵ月)を抜き、
日本の冬季オリンピック最年長メダリスト(43歳1ヵ月)にもなりました。
リンクに立った4選手が、
試合後にインタビューで悔しさを言葉にしていましたが、
石崎さんは「この銀メダルをちゃんと喜ぼう」と声をかけたようです。
その後にインタビューでは、
悔しさではなく感謝の言葉や喜びの言葉を発していました。
ことみちゃんの影響力が垣間見えた場面です。
チームを支える存在。
どんな言葉が
どんな行動が
どんな視野が
どんな距離感が
どのように必要なのかを考えさせられました。
きっと仕事にも通ずるものがあるのだと思いました。