先日、オフィス仲介大手の三鬼商事が「都心オフィス平均空室率」を発表しましたが、11月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)のオフィス平均空室率は、前月に比べて0.12ポイント低い6.35%となり、21か月ぶりに低下したとのこと。
周囲でも、新型コロナウイルス感染者数の減少に伴って、「オフィス回帰」の動きが強まっているように感じます。
一方、Googleは?と言うと。
全世界で1月のオフィス復帰計画を「無期限で先送りする」と発表し、さらには、年内に「全世界の従業員(派遣、契約、インターンを含む)に追加ボーナスを支給する」と発表しました。
これには、SNSが盛り上がりを見せています。
・利益還元してくれる会社がうらやましい
・非正規にもっていうのがいいよね。日本じゃありえない
・それぐらいしないと従業員を雇えないんだろ
・米国企業は人手が欲しい時には金をバラ撒く。Amazonも倉庫従業員について「採用時点で3000ドル(30万円強)のボーナスを出す」と募集をしているよ
・日本の企業は仕事をしない、成果を出せない、できない社員でもクビにもならない。それどころか昇給までする。こんなにも社員を極限まで甘やかしているのは日本くらいだ
・できない人材には美味しく、優秀な人材にはバカらしいルールが日本式。優秀な人材から退職し、無能が残る仕組みが出来上がっている
なかなかに様々な視点での議論が白熱しています。。
確かに、解雇に厳しい日本では、今後人件費を上げることは難しいでしょう。
解雇規制が緩和されるのであれば、優秀な社員には「もっと報いたい!」と思っている日本の経営者はたくさんいるのでしょうね。。