社外のお客様から、荷積みのトラックのドライバーさんから、称賛の声をいただき、
職場でも認められるようになった彼らは、
もう、会社だけではなく、それぞれプライベートや各家庭にまで
その「実践」が及びました。
もちろん自発的にです。
彼らのプライベートでの実践秘話を3つだけご紹介します。
ケース1
これまで、夫婦仲が良くなく会話もほとんどなかったとおっしゃる59歳の社員さん。
何かしてもらったら、些細なことでも「ありがとう」をいつも言うようにされたそうです。
すると…
一本だった晩酌のビールが、ある日を境にもう一本追加で出してくるようになったそうです。
奥様と会話もほとんどなかったのが、話しをするようになり、いつも不機嫌だった奥様の表情がかわり、笑顔が見られるようになったと、はにかんでお話してくださいました。
ビール一本追加になったことが他人からするとなんでもないことかもしれませんが、
このご夫婦にとっては貴重な意味ある一本。
「ありがとう」の実践で奥様を変えちゃいました。
ケース2
これまでは「ありがとう」など言ったこともなかったが、嫁に何かことあるごとに目を見て「ありがとう」を言うようにした。
すると、どうでしょう。
これまで出勤時にはベッドの中から顔も見ないで「行ってらっしゃい」だったのが、
ベランダまで出て、手を振って見送ってくれるようになったそうです。
次は玄関まで見送ってもらえるよう頑張ります。と、それはそれは嬉しそうな表情で話されました。
ケース3
休日に仲間数人で恒例のバイクでツーリングに行った時のことです。
海岸へ出て休憩していた時、ゴミが散乱していたのでコンビニ袋を出して
ゴミを拾い集めていたら、
仲間たちに
「お前何してるんだ?おかしくなったのか?」と揶揄されたが
「気持良いぞ」と言いながらゴミを拾い続けた。
また別の日に仲間たちとツーリング。
またごみを拾い出したら「お前、どうかしたのか?」
と仲間たちに揶揄された。
無言で落ちているゴミ拾い続けた。
すると次のツーリングの際、驚くべきことが起きたー!!
ナント、
仲間たちが、皆、黙ってコンビニ袋を持って海岸のゴミを拾い出したー。
その光景に感動したし、俺、凄く嬉しかった。
馬鹿にされたり、笑われたりしましたけど、
良いと思うことをやり続けたら、
仲間たちが変わってくれた。
俺、本当に嬉しかった。
一瞬 静寂に包まれ、その話を聴く周囲の社員さん達も、息をのんで聞いていました。
自分が信じたことを、
人がどうあれ、揶揄されようが、一人でやり続けたその行動が、
周囲の友人をも変えてしまった。
いかがでしょうか。
自信がついた彼らは信じることを「実践」することで周囲の人にも影響を与えるほどに
まで成長して行かれたのです。
彼らの成長は止まりませんでした。
彼らの大いなる気づき。
次回に続きます。