先日、出張先での企業研修の講義中に、講義用資料を投影するためのノートPCが故障しました。
急に給電ができなくなり、バッテリーが空になって起動できなくなったのです。
幸いiPadを持っていたので、そちらを代用して事なきを得ました。
若干機能や操作性が違うところもあり、PCと同じようにはいきませんが、資料投影という部分だけで考えると何ら問題はありませんでした。
以前、研修中にPCが動かなくなり、予備用がなくて苦戦したことがありましたので、それからは予備用のデバイスを用意するようにしています。
予備用デバイスといっても、ノートPCを2台持参すると重たいので、iPad miniにしています(苦笑)
オンライン研修の時も同様で、Zoomをホストとして立ち上げるときは、別のデバイスからも別アカウントでサインインするようにしています。
これも、万が一ホストのデバイスが故障したときや、回線エラーを起こしたときにすぐに切り替えられるようにするためです。
実際この1年半の間、オンライン研修でそのような事象は何度もありましたので、リスク回避という点では、ダブルデバイスは必須かもしれません。
以前、経済評論家の勝間和代さんが「仕事で使うデバイスは同じものを2台所持して、同じ動作環境にしている。片方にアクシデントがあったときに、すぐに切り替えられるので」という主旨のことをお話しされていました。
同じデバイスを同時に2台購入するというのは、費用や保管スペースを考えるとちょっと躊躇しますが(苦笑)仕事がなるべくとまらないようにするということを考えると合理的なのかもしれません。
今はクラウドサービスが充実しているので、デバイスを新設や交換したときでも、動作環境を同期するのに手間がかからなくなりました。
またiPadもノートPCと遜色ない機能を備えていますので、予備デバイスとしても十分に活用できると思います。
先月、オンライン研修のオペレーター派遣業務で、主力メンバーの体調不良で緊急のシフト交替が発生しました。
オンライン研修のオペレーターは、お客さまや講師のご要望で、難易度の高いオペレーションがあります。
必然的に「オペレーター指名」という状況もでてくるわけですが、この「指名案件」での急なオペレーター交替だったので、準備や調整にかなり苦戦しました。
講師やお客さまのご配慮と、ピンチヒッターのオペレーターさんの力量で何とか乗り切ることができましたが、改めてリスク回避対策の必要性を感じました。
人がやっていることなので、急な体調不良や家庭の事情で休むことは当然あります。
そういったときに、替わりの人をアテンドできる体制は勿論のこと、オペレータ固有のスキルやオペレーションについても、同等レベルのことができるように、日頃から情報共有や教育、育成しておくことは重要かと改めて感じた今日この頃です。