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塩崎 俊樹

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【第48回講座】顧客の嗜好の変化と傾向を見つける

2021/11/08

11月に入って

時短要請が全面解除されて2週間経過しました。
その間に月をまたぎ、11月に入ってから、お店によっての集客状況が2極化してきています。
郊外の常連様が多いお店は週末を中心に、夜8時になっても賑わいを見せるお店が出ている一方、常連様があまりいないお店では、まだまだ売上の回復が弱い傾向にあります。
 
都心では、ビジネス街はまだまだ戻りが弱く、昼も夜も厳しい傾向があります。
一方新宿、池袋、渋谷などの繁華街では、若い人を中心にお店の賑わいが戻ってきています。

あなたのお店では、お店の集客状況だけでなく、周辺のお店や違う業態のお店はどんな傾向がみられますか?

今回は顧客の嗜好の変化と傾向を見つけるポイントについて、学んでいきます。

①直接自分の目で見て回る

一番確実な方法は自分の目で見て回ることです。
自分のお店のお客様、周辺の競合他社の状況、多業種のお店の傾向など、違う街の状況・・・といったように、自分の目で見て、感じたことは、お客様の嗜好を知る上でとても効果的な情報になります。
百聞は一見に如かずの言葉にあるように、周りがどのように言ってきても、やはり自分の目で見ないと、真実はわからないのが現実です。

さらに加えると、ビジネスに正解はありません。
顧客の嗜好の変化も、これが正解ということはありません。
それどころか、顧客の嗜好の変化は、自分自身が感じ取り、実際に見たことから、推察していくことがまず大切です。
つまり、感じ取ったことに対して、自分が受け止めて、意識を持って、そのことに対して調べたり、誰かに相談したり、準備をしたり、といったように行動に移していくことが大切です。

②ネットで調べる

気になった情報を受け止めると、今度はネット上でGoogle等の検索ツールを使用して、そのキーワードを調べてみましょう。
どれだけの数検索結果が出てくるのか?
ニュースでどれだけその話題が出ているのか?
さらにGoogleトレンド(https://trends.google.co.jp/trends/?geo=JP)を使って、検索の傾向分析をすることで、今どれだけ人々が関心を持っているのか?がわかります。

③専門家に相談してみる

自分の目で見て、ネット上で情報をある程度調べた上で、自分なりの答えが出てきたら、専門家に相談してみると、より確信が持てるようになります。
専門家に相談すると、営業されることへの不安もありますね。
その点は、信頼している人に相談して、紹介してもらうことで、営業への不安は和らげることができます。

僕がYouTubeを始めた時もそうでしたが、専門家の人は、知りたい分野への知識はやはり勉強になります。
自分がまだまだ知らない、でも知ることができて良かった!という一歩先の未来に向けた情報を教えてくれます。
その結果、少し長い目で物事を見て、考え、判断することができるようになります。

決めるのは自分と仲間

以上の3つの内容を、①②③の流れで見つけていくと、顧客の嗜好の変化と傾向に対して、確信を持つことができるようになります。
そこから先、どういった戦略をとるか?どんな戦術で攻めていくか?そのことについては、最後は自分と仲間次第の結論になります。

大切なことは、正解を求めないこと。何が正解かは、方向性を決めて、ある一定以上行動を起こして、継続していかないと見えてきません。

まずは顧客の嗜好の変化と傾向を踏まえて、どの方向に進んでいくのか?決めること。
そのことを大切に、まずできることを一歩進めていってくださいね。

☆今日の質問☆
11月に入ってから、あなたのお店や周辺ではどんな変化がありますか?