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高松 秀樹

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第47回:若者の〇〇離れを防げ

2021/11/06

昨今。いたるところで「若者の〇〇離れ」という言葉を耳にします。

昭和、平成と比べて、令和の若者は、いったいどんなモノ・コトから離れているのでしょうか?

色々なメディアにあがってくるものを見てみますと、

興味・関心の高い分野が、

音楽・ファッション・料理・映画・ゲームなど。

それぞれにサブスクサービスなどが提供されている時代ですから、いろいろな捉え方で、好きなことを楽しんでいるのでしょう。

一方。

あまり興味・関心のない分野は?

クルマ・タバコ・ギャンブル・お酒・恋愛などがあがっています。

(私見です)タバコやギャンブルは良いとしても、「恋愛・アルコール」にあまり関心がないだなんて、、

私には、想像するのが簡単ではありません。。

そんななか、日本のアルコール市場において、米国などで人気を急拡大している「ハードセルツァー(炭酸入りの低アルコール飲料)」が続々と新商品をリリースしているようです。

今年3月にオリオンビールが「DOSEE(ドゥーシー)」(250ml缶/想定価格150円前後)を。8月にサッポロビールが「サッポロ WATER SOUR」(350ml缶/税別141円)を相次ぎ発売し、いずれも好調な滑り出しを切っています。

続いて、コカ・コーラは9月、海外20カ国以上で販売する「トポチコ ハードセルツァー」(355ml缶/税別150円)で、まずは関西地区から展開を始めています。

3社がターゲットに据えるのは、世界市場と同じく20~30代を中心とする若者であり、
「おしゃれに健康を追求できること」をポイントにSNS映えするデザインなどにも注力を入れているようです。

若者のアルコール離れがいわれて久しい日本ですが、低アルコールとはいえお酒に違いないハードセルツァーが根付くのでしょうか。注目したいところです。

飲みたい人が飲みたい時に飲みたいものを飲む。飲まない人はいくら新商品やトレンドだと煽られても飲まない。

それで良いんじゃないですか?

なんて、若者の声も聞こえてきそうですが、今宵も私は飲みに出かけたいと思っています。