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伊藤 洋

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第24回 決断の基準

2021/09/27

皆さん、こんにちは!緊急事態宣言もどうやら今月末で全て解除になるようですね。
なんか、衆議院選挙にタイミングが合いすぎているような気がするのは僕だけでしょうか?
ま、全国的に発症者数も減ってきていますし、新しい対処法も示されない拘束ならば、無くても同じではあります。
逆に言えば、緊急事態宣言を解除したからと言って、信頼度が上がる訳でもないということです。

選挙があると、誰に(どの政党に)票を投じるか、ギリギリまで悩みます。
選挙に限らず、昼になのを食べるか?
今日、どんな服装で出かけるか?
新しい事業に取り組むか?

皆さんは、そんな判断に迷う時ってどうやって決めてますか?
「人のアドバイスを受ける」「占ってもらう」「迷ったことは無い!」
色んな基準があると思いますが、僕が思うに「過去の経験」を無意識に引っ張り出して判断しているような気がします。
とは言っても全く同じ出来事が今起こっているわけはないので、似たような或いは自分で勝手に似たような経験だと認識させている過去の経験を物差しにしているような気がするんです。

そこで思うことは過去の経験を元にして判断することはとても重要で、有効な手段ではると思うのですが、よく考えるとその瞬間は過去に戻るってことになるんでは無いかということです。
それって果たして成長(進歩)していることになってるんでしょうか?

あの時、こうやってこうなったから、今回はこっちで。
あの時、こうしたら上手くいったから今回も。

これって、その時の自分のレベルで判断してるんじゃ無いでしょうか?
今の自分のキャパシティではなくて。

物事を決断する時に最も重要なのは
「自分がどうなりたいか!」ってことを思い浮かべて、それに集中することなんだと僕は思うんです。

過去の経験を振り返って、判断するのではなく、未来がどうなっていたいのか。
自分が将来どうなっていたいのか。
ただそれだけを考えて行動を決める。

「あの政党に投票したらこうなった」からで判断するのではなく。
「あの時このランチを食べたから」ではなく。
将来、どんな国になって欲しいか。
食べた後幸福感を味わいたい。

それだけで、決めていけば良いのだと思います。