「YKK(ワイケイケイ)」と言えば、日本が世界に誇る「非鉄金属メーカー」であり、「チャック、ファスナー」で有名な大手企業です。
そんな同社が、「産業資材向け」に「ファスナーの開閉」を遠隔操作できる「自走式ファスナー」を開発しているのだそうです。
「産業資材向け??」「自走式ファスナー??」と疑問を持つ方も多くいるようで各種SNSでは話題に上がっていますが、これまで「大型テント」などのファスナーの開閉は、「過酷な高所作業」になるため、「熟練のベテラン作業員」が行い、時間もかかっていたものを「高所作業のリスク軽減と時短」を目指した取り組みなのです。
「同社グループ」では、YKK精神として「善の巡環」と、経営理念「更なるCORPORATE VALUEを求めて」を全ての事業活動の根幹に掲げて新たな取り組みにも励んでいますが、先日は「経済産業省」が推進する「オレンジイノベーション・ アワード」でも最優秀賞を受賞しています。
同アワードでは、認知症当事者との対話を通して開発・改良した「誰でも開け閉めがしやすいファスナー」への取り組みが評価されたようで、確かに「善の循環」が根底に感じられます。
最近では、アパレル市場において、外国製のファスナーも増えてきていますが、「ぶっちぎりの存在感」を見せつけてほしい企業なのであります!