第199回 悪気がないのが一番手に負えない
2025/02/24
悪気ないのは、わかっていても、あまりにも失礼なことを言ったりやったりする方、たま〜にいますよね?
例えば、先々月の出来事です。
仲間内で、「助けて欲しい」とヘルプがきたので、イレギュラー対応をしました。
しかし、あまりにも時間を奪うので、「こちらもスケジュール組んで動いているので、全部できません。
できる限りお手伝いしますね」とお伝えしても、意に介さず平気で時間を奪ってきます。
ただ親切で関わっているだけなのに。
また、システムのことを聞かれた時に、「このシステムの現象は初めての現象だから対応がわからないですね。ちょっと調べてみますね。」と、私の仕事でもないし、関係ないけれど、頼ってくれたし、仲間だから、と親切心で対応しました。
できる限りのことをしてあげようと思ってお伝えしたのですが、「初めての現象だなんて、傷つきます!」というお返事が!驚きました。
どこに傷つく要素があるのか検討がつきません。
他にも、失礼だろう!ということを平気で言ってくるんですね。
このように、人の時間を平気で奪ったり、思考がズレてて、めんどくさい人、たまにいませんか?
特徴としては、自分の気持ち・視点ばかり言って、相手不在というタイプ。
このようなタイプは、自分視点で、長々とメッセージを送ってくるのがパターン。
それに返事なんてして対応しちゃうと時間も労力も奪われます。
ある程度は真摯に対応して、その後、このような文章を送りました。
この返事でスパッと解決!
―――
お互いに『全く別のこと』を言い合っている、という感じがしています。
会話が、少しも交わっていないと思うのです。
どちらがいい悪いではなく、とにかく、別の話をしているのだっていう私の認識です。
それをなんとか、擦り合わせたいと思って言葉を紡いできましたが、私の力不足で申し訳ございません。
ここに時間を割くのは、得策ではありません。
ただ、このシステムの解決について尽力いたしましょう!
引き続き、よろしくお願いします。
―――
↑別に謝罪しなくてもいいとは思うのですが、相手が感情的になるのを避けるための予防線。
関わった分だけは解決して、さっさと距離を取ろうと思って、こんなお返事をしました。
そして、解決するために調べた結果を、できる限り詳しくまとめて、淡々とお送りしました。
すると、
「ありがとうございました!感謝です。」
というお返事が!
よかった!
解決したらしい(笑)
メッセージの意図
相手のペースや、相手の言い分に振り回されると、時間も労力も奪われます。
なので、
①お互いに全く別の話をしていて、全く交わっていない。
②どちらが、いい・悪いではなく、ただ違う話なのだ。
③やるべきことをやりましょう。
相手の言葉や感情には、一切触れずに、上記のメッセージを送りました。
悪気がないのが一番手に負えないんです。
なぜなら本当にわかっていないから!
わかっていない相手に、まともに対応しちゃうと大変です。
「なんて失礼なんだ!」「どれだけ時間を奪えば気が済むんだ!」と感情が揺れても、相手は、全くの無意識なのです。
それどころか、「なんで分かってくれないの?私は、私は・・・」と、際限ない。
「知らんがな」ですよね(笑)
このように話が噛み合わない、通じない相手には、『別々の違う話をしていて全く噛み合ってないですよ』という客観的事実を、感情を入れずにお伝えし、やるべきことを淡々としてあげましょう。
まとめ
その人と『関わる』『関わらない』と決めているのはこちらなので、関わると決めたら、対応を考え、関わらないと決めたら距離をとる。
とてもシンプルです。
相手のペースや感情に巻き込まれると、複雑になってしまうので、いつも自分の中をシンプル(全ての決断は自分がしている)にしておくことが大事です。
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