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高松 秀樹

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第215回:絶対王者の行く末、、

2025/01/25

国民的スターであった元タレントのトラブルから「フジテレビ」に対して、「CM差し止め」を決めたスポンサー企業が「50社を超える」、つい先日そのような動きを耳にしましたが、「スポンサー離れ」はさらに加速しているようで、「新たに40社以上」が同様の措置を決めるという、そのような流れが止まらないようです。

スポンサーからすれば、「売上拡大のためのマーケティング」のみならず「企業のイメージアップ、ブランディング」目的で、「テレビCM」を選択していたのでしょうが、世間には「フジテレビ」の対応の不味さばかりが印象づけられ、フジに広告を出せば、「企業姿勢」を問われ、リスクを抱えることになるのでしょう。

しかも、日本が世界に誇る巨大企業の「トヨタ」が、その先陣を切り、次いで、現会長が「次期経団連会長」に内定している「日本生命」が「フジへのCM放映差し止め」を決めたことで、経済界への影響力の強い2社の方針に続けと、他の企業に一気に広がったように映ります。

テレビ局にとって広告収入は重要な収益源ですが、従来のビジネスモデルの見直しが早急に求められることになりますよね。

かつて「12年間」に渡って「年間視聴率三冠王者」に君臨し続けてきた「絶対王者」の行く末とともに、今後のテレビ業界の動きから目が離せませんね。。