今回のタイトル、
読むだけでお酒が進みそうです。
昨日20日は大寒。
一年の中で最も寒さが厳しい時期を指します。
そんな大寒は、「ぬか床の日」ともされています。
全国ぬかづけのもと工業会が制定しました。
昔から大寒の寒い時期に「ぬか床」を作ると良いぬか床が出来るとされることから、暦の上の大寒を記念日としたようです。
「ぬか」とは、玄米を精米するときに出る米の外皮です。
そこに、水や塩などを加えて混ぜ合わせたものが「ぬか床」になります。
その中で、乳酸菌や酵母などの微生物が増殖を繰り返すことで、うまみ成分がたくさん生まれ、その中に入れられた野菜は、ぬか床の風味が加わり、おいしい「ぬか漬」になります。
ぬか床は腐敗やカビを防ぐため、底からかき混ぜて、空気に触れていた部分を奥へと混ぜ込む必要があります。
常温の場合は毎日、冷蔵庫に保存する場合は2日に1度はかき混ぜるのが理想的です。
しかし、室温が高い夏場だと発酵が進み過ぎてしまうので、冷蔵庫や冷蔵庫の野菜室などに保管することもあります。
また、ヨーグルトなどの発酵食品ほど多くはないですが「善玉菌」存在していますので、腸内環境を良くする効果が期待できます。
もちろん、塩分がありますので食べすぎは良くありません。
「手塩に掛ける」という言葉がありますが、本当に手に塩をまぶして野菜をもみ、ぬかに漬ける。
毎日、ぬかをかき混ぜ、水分なども管理する。
手間をかけて育てたぬか漬けは最高です!
人材育成も同じかもしれません。
育成する「環境(ぬか)」が必要ですし、その環境によっても「成長(味)」が左右されます。
水分が多い野菜、野菜とは違う食材。
人材も多様です。
そして、漬けすぎても良くはありません。
人材育成とぬか床の関係。
以外に深いですね。
酒を飲みながら、もっと考えてみましょう!