株式会社Qand 代表取締役 青木玄様(其の1)
今回の対談は、株式会社Qand代表取締役 青木玄様にご協力頂きました。
株式会社Qand様は、ゲーミフィケーションを活用した体験型研修、交流イベントの企画・制作・運営をされる企業様でございます。
今回は株式会社Qand様の会社紹介をお届けいたします。
金山:最初に会社についてお尋ねしたいのですが、株式会社Quand様はどのような会社になるのでしょうか。
“楽しい”が人と組織に活力を与える
弊社はゲーミフィケーションを活用した組織開発、人材開発事業開発を行っている会社でございます。
世の中に色々と組織開発や人材開発会社があると思いますが、我々の特徴としては、すべてゲーミフィケーションを活用しているというところです。
一番よく使っているのが、リアルでの謎解きゲームというものでして、会社様に訪問してキックオフであったり、周年記念などで実際に集まった皆さんに謎解きをやって頂きます。
当然謎解きをすることで、エンタメとして楽しいんですけども、あくまで目的としてはチームを作る、組織を良くする、人材を育てる、というところでございますので、実際に謎を解いていただいた後で意味付けワークというものを会社様によって色々と手を変え品を変え提供させて頂いております。
Self-Efficacy、Team-Efficacyを大切に!
例えばチームを良くしよう、チームビルディングという言葉、色々とありますけども、これも細かく分けると色んな目的があるんです。
例えば分かりやすいのは、今いるチームをより活用したい、コミュニケーションが不足してるからとすると、我々としては実際にそのチームがどういうふうにより役割分担ができるんだろうというようなワークを入れるんです。
ちょっと難しい言葉でSelf-Efficacy というふうに我々呼んでるんですけども、直訳すると自己効力感ということになりまして、自分が何でもできる気がするという自信とか自己肯定感の一つの概念になります。
普段のチームでチームビルディングする時は、Team-Efficacyというのを目指しておりまして、このチームだと困難な目標を役割分担をしながらうまく達成できそうだという感覚です。
これが非常に重要で、この感覚を謎解きゲームと意味付けワークで伝えながら持っていただくようにしております。
そうすることで、チームで1年間、今後目標達成しようというような気持ちが高まるっていくんです。
金山:ちなみに、謎解きゲームってどんなものになるんですか。
謎解きゲームは1時間から2時間くらいのゲームなんですが、謎を解くだけではなくて、色んな危機的シチュエーションに皆さんが遭遇して、それを協力しながら脱出するという体験型のゲームになります。
例えば皆さんは今、豪華客船に乗ってますというオープニングがはじまったと思ったら警報がなって、「たった今船は氷山にぶつかり60分後に沈んでしまいます。何とか皆さん協力して脱出してください!」と、危機的状況に陥ったところから情報を頼りに謎解きをしてもらいみんなで力を合わせて脱出して頂きます。
まるで映画やドラマのワンシーンに入ったような体験をして頂きながらゲームを進めて頂きます。
成功率は2割ほどになりますが、その過程を振り返り意味づけをしていく場面もありますし、実際に組織開発の理論として、関係性の質を上げてから思考の質を上げて、行動の質を上げたら結果が出るという有名な組織開発モデルがありますが、実際に関係の質が非常に上がるんです。
半日脱出ゲームをやった上で残りの半日ワークショップをやって、パーパスやバリューの浸透ワークをやったり、経営意識を持ってもらうワークをやったりもします。
金山:ただ面白いだけじゃなく、効果的にチーム作りができそうですね。
次週は創業ストーリーについてお話しをお伺いできればと思います。
今週は株式会社Qand様の会社紹介をお届けしました。。
次週もお楽しみください。