身長はりんご5個分の「ハローキティ」でおなじみ「サンリオ」さん。
もともとはプレゼント用品を企画・販売する「山梨発祥」の企業ですが、2年ほど前に創業者の「辻信太郎」さんが会長から名誉会長に移行し、大きな転換期を迎えました。
「創業者が経営から距離を取った結果がどうなるのか?」
以降、少しばかりウォッチしておりましたが、「ハローキティ50周年」となる現在、業績絶好調!なのであります。
直近の四半期決算においても、「売上高289億円(前年同期比42.3%増)」、「営業利益107億円(前年同期比80.2%増)」という好調な業績を上げ、「同社初」となる四半期での営業利益「100億円超え」を達成しているのです。
「好調要因」はいくつもあるのでしょうが、グローバルSNSのフォロワーが「7600万人」ほどと伸び続けており、世界各地にファン層を広げることで、海外事業の成長促進に繋がっているようです。
同社の掲げる企業理念は「みんななかよく」ですが、同社HPなどでは、以下の考え方を伝えています。
毎日を幸せな気持ちで生きていきたい…
それは、私たち人間の心からの願いです。では、本当の幸せとはいったい何でしょう。
どんな人間も、たったひとりで生きることはできないのではないでしょうか。
支えあい、助け合ってはじめて生きていくことができるのです。
ともに生きる仲間たちと信じあい、仲よく生きていくこと。それが、私たち人間にとっての本当の幸せなのではないでしょうか。その仲間とは、親子、兄弟、夫婦、友人、恋人といった身近な存在から、学校や会社の同僚、そして世界中のひとびとにまで広がっています。
それらのひとたちと理解しあい、仲よくしていくために大切なのは、まず自分から相手を信じ、尊敬し、愛すること。そして、そうした気持ちを表現すること…
そんな素敵な思いに、心が穏やかになるのは、私だけではないはずです。「やさしいおもい」が世界中に広がることを願っている高松なのであります。