謹慎していた1ヶ月半の間、毎晩、不安と失望と、恐怖を抱えながら
「もうダメだ」と思った次の瞬間「いや、きっと大丈夫」
が何分の1秒の間に交互に頭の中に迫ってきました。
いろんなことを考えました。
「人って何のために生きてるんだろう」
「お金って何だろう」
「人生って何だろう」
今、これから死ぬかもしれない。という状況の中で。
何のために生きてるのかは分かりませんでしたが
「少なくてもお金のために生きてるんじゃない」ということは思いました。
退職した後、実は他の専門学校からオファーがありました。
でもお断りさせて頂きました。
もしかするとまた同じようなことが起こるかもしれない。
と思ったからです。
「自分の思った通りに生きてみよう」
「してみたいこと、僕にだからできることをして生きよう」
と思い、起業しました。
キャリアの勉強もしました。いろんな人にもバンバン会いに行ってお話を聞かせて頂きました。
謹慎中に毎晩考えていたこと「人はなぜ生きてるのか」「何のために生きるのか」
これからの人生を生きる若い子たち、震災で津波に流されていく自分の故郷を目の当たりにしていた子たちが、これからの人生をワクワクして、ドキドキして「生きてて良かった!」って思える瞬間をずっと繰り返して生きていけるような社会システムを残していこうと思いました。
そうして作ったのがクラウドアプリの「きゃりっき」です。
実は退職後、前職の理事長を恨んでいました。
でも、今は全く逆です。
感謝しかありません!本当です!
生まれて初めて僕に目標と、生きる意義と、したいことをするようにしてくれたからです。
もし、あのことが無ければ僕はこうして原稿を書いていることも、皆さんとお会いすることも出来なかったんですから。
過去は変えられるんです。