4年に1度のスポーツの祭典、パリ五輪の開幕が目前となりました。
各種目で続々と出場選手が決まっています。
競技によって出場枠の獲得方法や出場選手の選出方法などが違い、
それぞれの競技に出場枠を争った熱いドラマがあり、
その過程を追っているだけでも心動かされるものがあります。
4年に１度しかないオリンピック。
以前はアマチュアスポーツの祭典と呼ばれていましたが、
現代はスポーツのプロ化が進み、プロ選手も多く出場し、
トップアスリートが鎬を削る場となっています。
出場権を獲得した選手は4年の積み重ねが身を結んだ形です。
一方で多くの選手が出場権を獲得できず涙を飲む形になります。
その中には4年前は種目のトップに君臨していた選手もいます。
が、4年という歳月の間に新たな選手が出現したり、自身の調子が落ちたり。
世界ランキングの上下動も激しく見られました。
もちろんその中には、前回の東京五輪でメダルを獲得したような選手も含まれています。
4年に一度のタイミングを自分は何歳で迎え、その時にピークを持っていけるのか、
それとも持っていけないのか。
年齢は嘘をつきませんので、このパリ五輪が自身のピークに近い年齢になる、
と照準を合わせていた選手も多いでしょう。
そのタイミングでの出場権争いですので、この争いで負ければ引退を検討する選手もいます。
人生を賭けた戦いがあと少し続き、そして今月末、いよいよ開幕です。
前回の東京五輪はコロナウイルスの影響で開催が1年延期されましたが、
無観客とは言え開催できたことは、出場選手にとってはよかったです。
一方でせっかくの地元開催、しかも自分が生きている間に開催される
可能性がかなり低いオリンピックを、スタジアムで生観戦したかった、
という思いはありますし、東京に他国からの多くの観戦者が溢れる様子を
見たかった、という思いはいまだにあります。
経済効果も大きかったでしょうね。
今回のパリ五輪。
時差の関係で、テレビ観戦するには非常に厳しい時間帯になります。
現地のメインの時間帯は日本の深夜の時間帯。
夜中2時や早朝4時あたりが各種目の決勝の時間帯になることが多いでしょう。
翌日の仕事を意識しながら、種目を絞って観戦しようと思います。
4年に１度しかない希少価値の高い大会で、
トップアスリートが高いレベルで競う姿を楽しみにしたいと思います。
