サンディエゴパドレスに所属するダルビッシュ選手。
昨年のW B Cでも投手陣のリーダーをしてチームを牽引。
日本球界を代表する投手というだけでなく、
海の向こうのメジャーリーグでもトップに君臨する大投手です。
37歳になった今も進化を続ける、まさにレジェンドと言われるに相応しい選手です。
そんなダルビッシュ選手がターニングポイントだと話した出来事があります。
それは20歳の頃の当時、日本ハム所属時の試合後です。
その日ダルビッシュ選手は肩の調子があまり良くなく、多少の痛みがあったそうです。
本調子ではない状態で対戦し、相手にホームランを打たれて敗戦しました。
その後のインタビューで、「肩が痛かったので。。。」と話したとのこと。
そして改めて冷静になり振り返った時、ふと自分の頭をよぎったことがありました。
それは、「もしかしたら自分はこのまま、一生言い訳を言う人生になるのではないか。」、
ということだったそうです。
これまでの20年間、振り返るとあっという間に時間が過ぎて今になった。
ということは、これからの20年も一瞬だろう。
そして40歳になった時、神様が現れて、一度だけ過去のあるポイントに戻してあげる、
と言われて今に戻ってきたら、間違いなく言い訳ではなく努力をするだろう。
と考えたようです。
目の前のことを言い訳ばかりして逃げる人生を今選択すると、
きっとこれからも言い訳して逃げる人生になるだろう。
40歳になった時に後悔しても取り戻せない。
今の目の前の課題をクリアし続けるために、更なる努力をしよう。
当時20歳の青年がここまでのことを考えていたのは、さすがの一言です。
時間はすぐに経過します。
過ぎ去った過去は取り戻せません。
あの時努力していればよかった、もう少し頑張っていればよかった。
そう思うことは少なからずあると思います。
未来に後悔を残さないために、今を一生懸命努力し生きる。
私も師と仰ぐ方から社会人1年目から教えてもらっていた言葉があります。
「若い時に流さなかった汗は、年老いてから涙として流れる。」
私の20年後は70歳。
そこで過去を悔いてばかりの人生よりは、がんばってよかったな、
今があるな、と優雅に暮らしていたいです。
まだまだ体も頭も動く今を、一生懸命生き抜きたいと思います。