ビルゲイツが去った後、苦戦を続けていたマイクロソフト。
表面上のサービスは、ウインドウズに依存し、
自社の製品・サービスを顧客に押し付けていた時代から、
他社と協業しクラウドサービスへの提供に変換。
カスタマーが製品やサービスを選び、
カスタマーの成功を支援する立場に変わった。
「マイクロソフトに大きな変革をもたらした
サティア・ナディラが持ち込んだこと」は、
「グロースマインドセット:成長思考」と
「コーチング」
一人ひとりが成長することを要求し、
一人ひとりが成長するために、
上司が部下に出す指示の出し方も変えなければいけなかった。
「これをやって」ではなく、部下の自発的な考えを
どう引き出すかを意識しなければならない。
そのためにプロのコーチをたくさん採用して、
マネージャーたちにコーチングを体験させた。
マネージャーたちの評価を部下が行い、
自己評価とのギャップが甚だしいことが
わかった上で、全マネージャーがコーチングを受けた。
大切なのは、気づき、
セルフアウェアネス 自己認識です。
変わろう、変わらなきゃいけない、ということに気づく、
そこを認識して変わることができる。
自己を認識するために、自分との対話を行うことが
できる手法がコーチング。
上長からの指示ではなく、
部下が自らとの対話により、
自発的な行動を実施することが
できるコーチング。
変化の激しい時代、多様性の時代には、
コーチングのアプローチが必須と教えてくれています。