1on1面談ですぐできる「小さな行動」を作りました。
すぐできる「小さな行動」なので
きっと、メンバーはすぐにやってくれている、
と思い込みますよね。
私もそうです。
小さな行動だから、できているはず、と思い込みます。
誰にも生じる思い込み、バイアスです。
しかしながら、自分の例で思い出してみても、
実はやってなかった、ということがありますよね。
考えられる理由は、
・何か突発的なことが入った
・忙しくて、優先順位が変わった
・やることのメモ取りを忘れていた
・優先順位は低いが他のことが気になり先にやった
・実際に、いつまでには決めたが自分のスケジュールに入れ忘れた
したがって、確実にできるように
「自信をつける」言葉・態度を贈る
アドラーは、この行動を
「勇気づける」と言っています。
私のコーチ仲間に
とても「勇気づけ」の上手なコーチがいます。
そのコーチの「勇気づけ」の言葉や表情が、印象に残ります。
「勇気づけ」の言葉や表情が、印象に残っていると、
すぐにやろう、
第一優先でやろう、という気持ちが、
忙しい中でもすぐに思い出せます。
勇気づけの言葉は、
「○○さんを、心から信頼している。
間違いなく、やってくれている」
「いつも確実にやってきている。
本当にありがとう。」
などです。
最後に付け加えるのは、
「○○という行動ができたら、
ショートメールなどで時間をかけずに報告してね!」
「報告してくれると、とても嬉しいです!」
という「確実にできることの報告を嬉しく待っている」ことを
伝えます。
「勇気づけ」には、
言葉にエネルギーが乗ることも大切ですね。
とても元気に、とても嬉しい笑顔で、
「勇気づけ」で送り出してください。
良い報告が、確実に聴けますね。