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塩崎 真士

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第51回 なぜ女性リーダーが企業・職場に必要なのか?

2024/05/03

前回は、女性特有のアプローチと問題解決の方法は、
企業・職場にとってとても大切で、
女性の感性や直感を大切にすることで、職場はもっと良い環境になり、
新しい問題にもうまく対応できるようになっていく
というお話しをしました。

女性の感性や直感を今よりもっと活かすことができれば
企業は今よりもっと大きく発展していくでしょう。
しかし、労働政策研究・研修機構が2023年3月に公表した「国際労働比較」
によると、日本企業の管理職に占める女性の割合は13.2%。
国際的に見て低い水準で、G7中では最下位です。

女性リーダーを増やすことは大事ですし、増えればいい影響がたくさんあります。
今回は、このことについてお話しします。


まず、大前提として、女性リーダーと男性リーダーの視点は大きく違います。
それは、これまで何度も言っていますが、女性は感性や直感を得意とする右脳型、
男性は分析や論理的思考を得意とする左脳型だからです。
ですので、男性にはない物の見方や考え方をしますので、職場や仲間に
新しい視点をもたらせることができ、新しいことやモノを生み出していくように
なります。

女性リーダーはチームの雰囲気を良くします。
男性より細やかな気配りができ、また、男性とは違う視点で、
みんなが働きやすいように改善をすることが多いです。
これにより、全員が快適に仕事でき、働きやすい企業・職場、協力し合える職場に
なっていき、結果、良い成果に結びついていきます。

また、女性リーダーがいることで、他の女性社員もリーダーになる目標を
持てるようになります。
現状の問題として、モデルケースが少ないことが挙げられます。
モデルとなるリーダーがいることで、「私も目指してみたい」と
思ってもらえるようになります。
これは若手女性社員にとってとても大切なことです。

さらに、女性リーダーは会社の業績を良くするという研究データがあります。
女性リーダーのいる企業は、利益が増える傾向にあります。
これは、女性リーダーが上手にチームをまとめ、効率的に仕事を進めるからです。

このように、女性リーダーの影響力はとても大きいです。
女性リーダーが増えることは、企業・職場だけでなく、社会全体に良い影響を与えます。
今よりもっと多くの女性がリーダーになれるよう社会全体での支援が必要です。